今日も明日も元気

おやじの本音を綴ります。

ダンダリン

2013-12-13 07:50:55 | ブログ

Dcim0638

明け方の市内上空を覆う不気味な霧の正体は微小粒子状物質PM2.5。

隣国で発生した毒性の物質が北風に運ばれて降り注いでいる・・・最悪だ。

工場から排出されるばい煙などは浮遊粒子状物質(SPM)と呼ばれ環境省が定めた環境基準で大気汚染の指標として管理されている。

このSPMの粒子径は6.5~7.0?(マイクロメートル=0.0065~0.007㍉㍍)で予防策としてはマスクの着用で体内、肺胞への侵入を防ぐことができる。

高度成長に伴い環境汚染が社会問題になり始めて自動車の排出ガス規制を強化した結果、国内で観測されるSPM濃度は1974年以降下降し2010年では年平均14%になっている。

コワイのはSPMよりもさらに小さいPM2.5。粒子径は2.5?(0.0025㍉㍍)と微小でマスクを通過してしまう。さらに肺胞に付着するのは5?以下の粒子と言われ、健康被害として呼吸器疾患や心疾患による死亡率が高くなると言われている。

まあ新聞やTVで散々騒がれているのでいまさら何というわけではないが『いい加減にしろ』と言いたくなったということ。

ところで、もう一人バカヤローがいる。

民主主義において唯一市民が政治に参加することができる選挙において選ばれておきながら任期途中で辞任?!

しかも何の政治的な脈絡もなく地方県知事から都知事への鞍替え選挙。それに落ちたかと思えばTV業界で勢いづいた勘違い野郎と手を組んで国政選挙に立候補。残念ながら罷り間違って当選してしまったにも関わらず一年で辞任・・・

なにやらマタマタ都知事選を睨んでのこととか、市民をバカにするのも『いい加減にしろ』

ちょっと待った!!まだいる。

増収増益計画で設備投資を行ったがリーマン弾けて青息吐息・・・なんとか金融円滑化法案のリスケ(借入期間の見直し)によって企業再生に道筋がついた。

しかし、その道筋は決して楽なものでは無かった。いろいろな意味で痛みを伴った。

だがもしその過程でダンダリンが現れていたら・・・

「労働者を守る。雇用を守る。働く者の権利を守る。守れないのであれば会社を潰す。イエスかノーか?」

アナタは確かに正しいし、それは間違いなく正義だ。

ところで国内の企業の70%が赤字と言われている。そのほとんどが負債10億円以内の中小企業だ。

その多くのオーナーは止めたくても止められない事情の中で歯を食いしばって事業をしている。場合によっては自分たちは辛抱してでも従業員に給料払って仕事をしている。

確かに税金の滞納はいけない。

しかし、そこに生き死の問題を出すなんてあんまりだろ。飛び降り自殺なんて・・・

『いい加減にしてほしい』


メンタルトレーニング

2013-12-12 16:51:37 | ブログ

Dcim0639

2013年の男子ゴルフツアーを締めくくる日本シリーズJTカップ最終ホールで宮里優作プロが魅せた『チップインパー』に痺れたのはワタシだけではないだろう。

カップにボールが吸い込まれていくと同時に雄叫び挙げながら膝から崩れ落ちる宮里プロ。

そして応援に駆け付けていた妹の藍ちゃんも感極まって号泣。

ノンフィクションドラマの結末に激しくココロが揺さぶられて思わず貰い泣き。

歳とともにゆるんだ涙腺から流れるのではなく、ココロから溢れ出る涙・・・久しぶりの感覚に新鮮さを覚えた。

「この前は何時だったかな?」

やはり歳とともに物忘れも進み夕べ何を食べたかも思い出せない。

しかし何気ない瞬間にココロが動いて感動することは感性を磨くには不可欠だと思う。

『美しい夕陽だ・・・』

特別でも何でもない夕方。会社に帰る道中に思わずシャッターを押した一枚。

話しは元に戻るがプロに転向して11年。なかなか結果の出ない優作プロがここ数年取り入れたのがメンタルトレーニングだ。

全米女子に参加した藍ちゃんも取り入れたこのトレーニングが成果を出すまでに5年かかったという。

優作プロは真面目で練習熱心。しかしここ一番で決められない。それはメンタルの弱さが原因ということから妹にも薦められて取り入れた。

そして大一番で決めた・・・

『なるほどそういう事か』

万事にココロを映し喜怒哀楽を探求するということはゲームの術中に嵌まってマンマとしてやられるという事・・・これじゃイイ結果など出る筈ないな。

ということでワタシにとってゴルフの楽しみ方を変える必要に気が付いた優作プロの初優勝だ。


やっさいもっさい

2013-12-11 18:42:03 | ブログ

Dcim0648

街中の大通りを有らぬ方向へ右折しようとする派手なクルマ。車体に貼られているネームを見て納得した。

『Go○○le St○○et V○○w・・・なるほどね』

試しにマップで自宅住所を入力してみたら既にバッチリ撮られていた。

何気に住所を求められ、何気に気も止めずさっさと書いてしまうお人好しさん、気を付けなはれや。

便利さと裏腹に失われるプライバシー。

「知る権利は誰にでもある」と「知られたくない権利だって持っている」

いま国会で紛糾している特定秘密保護法案・・・たしかに決め方に問題はあったかもしれないが、法案自体は必要と思う。もっと膝を詰めた審議を行って欲しかった。

原発問題・徳洲会選挙違反・東京都知事不正資金そして日本版NSC。

せっかく好調な滑り出しを見せていた安倍晋三内閣もここにきて不支持率が上昇・・・景気の腰折れにならなければいいのだが、それにしても稚拙なシナリオだ。

ところで先日、妻が不在なことをいいことに期末テストを終えた娘たちとアフターディナーに何かDVDを観ようということになった。

「何を観るか?」「そりゃやっぱりイイ男でしょ!」ということでV6岡田君主演の『木更津キャッツアイ』に決まった。その木更津ご当地で盛り上がるのが「やっさいもっさい踊り」

お盆に開催される木更津港祭りのイベントとして開始された歴史は1974年生まれということで30歳になる。

市民同士の交流を目的として親しまれていたが、ドラマのTV放映で一気に人気急上昇。多くの市民が参加する一大イベントになったということ。

しかしそうなるといろいろとトラブルが発生する。

目立ちたがり屋の不届き者が水を掛け合って暴れたり、飲酒して迷惑かけたりとマナー違反が増えたということだ。

そこで主催者は服装や踊りに対する注意事項を設け、また参加登録にも規定を定めるなどしたため参加者が減少してブームも下降気味だとか・・・

しかし踊りの歌詞にある『みんながおとなりどおし』の市民交流が目的ということからすれば本来の姿に戻ったといえるのでは。

何事を進めるにしても、元を忘れずきっちりと時間を掛けてその目的を達成してほしいものだ。


エコノミー症候群

2013-12-06 18:57:28 | ブログ

夜の街が華やかなシーズンになった。

例年は早々と11月からスタートする忘年会もあったが何故か今年は12月に集中している。

一次会で早々退散するにしてもタクシー代やなんやかんやで小一万は掛かる。下手に話がまとまると出口で捕まってごった返した2次会会場に連れて行かれる。

できれば騒がしくないワインバーがイイ。もしくはカラオケの無いスナックのカウンター。

しかしセットされているのはラウンジ・・・苦手だ。

ボキャブラリーの無い若さだけが売りの御嬢さんは自分が面白くないと相手をシラケさせる天才だ。

「残念ながらお前が言っている事がよく判らない・・・オレは耳が遠いんだ」

などとワタシのココロの叫びを理解する筈もなく、冷たい水割りを何杯も飲ませる。

『お客さん強いんですね・・・』

やっと絞り出した褒め言葉だろうが、タバコもカラオケもヤラナイので間が持てないだけだ。早いこと〆の挨拶が出ないかと主賓たちが座るボックスを横目で見るが変に盛り上がっている。

まぁ調子のイイ奴らが集まってヨイショノ連続攻撃を仕掛けているのだろうが、付き合わされる方も大変だ。

酒は嫌いではないが、一時間何千円も持っていかれるようなラウンジよりも静かな処で一人酒する方が性分に合っている。

『俺って本当に安くできてんだなァ』

などと独り言を呑みこみながら隣の御嬢さんのご機嫌を取るべきか悩んでいる・・・辛いシーズンの始まりだ。