2アマの200Wは『地雷畑の入り口』かも知れません。FT8が世界的に大流行していますね。加えて『サイクル25』のピークが近づいています。再開組の一部は『サイクルピーク』に大いなる期待を寄せ、4アマで再開局、3アマ移行コースで50W増力。それでも『足りない』と、2アマの200Wを手に入れて『よく飛びますわ』とやっています。私は『いよいよ、地雷畑に足を踏み入れよったわ』と感じます。
【写真:かつての紛争地域にある悪魔の武器『地雷畑』。】
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◆みんなで潰し合いして、何が楽しい?。
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地球規模でFT8への移行が進んでいます。
PSK Reportでは『よく飛んでいる』のを実感します。
とはいえ、雑魚のJAをクリックして呼んでくれるDXは少ないです。
こちらのPC画面では『見えない局』が『EUにはわんさか』いたりします。
ある2アマ局は『JT65は飛んだが、FT8はパワーがいります』とか言っています。
うそだぁ!
要するに『地球規模で430のメインが混んでいるのと同じ状況』です。
あり得ない話ですが『地球規模のダクト』が出て、
メイン周辺が『まったく使い物にならないくらい出るところがない』状態です。
そこに、バカみたくパワーを入れてみんなが出てくる、わけですな。
太陽黒点数が100を超えてくると『確かに、よく飛んでいる』のを実感します。
私がメインに運用している21MHz帯でもEUの常連局の信号が強くなっています。
それだけ、よく飛んでいると弱小局の電波も届いています。
強力なパワーを出す局が数局いたら『マスク』されてしまうことも。
そうなると、財力にモノを言わせる局は『さらにパワーを突っ込む』わけで。
FT8ではどうにもならんな・・・というとき、
FT4で『EUと、あっさり交信できたり』します。
こちらは、あいかわらず10~50W程度でやっていますが、
200Wが要るなんて、ウソじゃないか、と感じますね。
混んでいるバンドで運用すると、さらにパワーが要ります。
・FT4の方が、FT8よりデコードがよくないはずなのに?
・コンディションがいいはずなのに、応答率が下がっていくのはなぜ?
・最近、飛ばないなぁ・・・と感じることは?
夏枯れの時期も過ぎ、秋のDXシーズン到来を感じます。
そこに、やみくもにパワーを入れた局が近隣に登場すると、
互いに『潰し合い』が起きます。
まぁ、そんなときは他のモードやバンドにチェンジしますが。
再開組の中には『電信』ができない方も多く見受けられます。
となれば『FT8しか切れるパイがない』。
DXをするには、さらなる増力に進んでいく・・・。
それでも、満足がいかないときは・・・。
みんなでおカネを出し合って『共同運用の場』などを作ったりしますね。
移動しない局で、広大な敷地が確保でき、
ロケーションのいい場所に『ハイパワー』を開局したり。
5人ほど集まって100万円ずつ出し合うと『500万円』のカネが集まります。
500万円の共同シャックとなれば『まぁまぁの設備』が構築できます。
ここまでくれば『2アマ集団なら200Wの共同シャック』ですし、
1アマ集団なら『1kW』の共同シャックが作れます。
それも『仲間内の相互監視システム』も同時に構築されますね。
リモート運用でも『個別に勝手にやればいい』のですが。
共同運用という名目がありメンバー局の『なりすまし運用』も可能なわけです。
捜査令状を取れる立場でもないので、現場に踏み込んだことはありませんが、
デジタルモードの場合などは『コールサインの設定を変えるだけ』で、
身代わり運用、代打運用なんてのもカンタンにできます。
そういうコトが現実に起きています。
またロケーションのいいところに『にわか開局』されれば、
もともと、その地で運用していた局からすれば『近所迷惑』なわけで、
中には『嫌がらせ』や、アンテナ破壊、伝送ラインの破断等、
もう、総合通信局の範疇を超えた器物損壊事件など、
刑事事件に発展することも起きています。
ARRLのAWARDが『権威ある』のは、理解しています。
しかし、権威があろうが『法に抵触してまでやることなのか?』と感じます。
スコアを伸ばしたい、遠くまで飛ばしたい・・・気持ちはわかります。
アマチュア無線は『大人の趣味』ですから、自己責任でやればいいですし、
法に抵触しようが摘発されれば、法の裁きをを受ければ済む話です。
しかし『そこまでリスクを背負ってやるほどのものなのか?』です。
人間の欲は深いです。
だいたい『収入額』までエスカレートするものです。
お酒の量がコントロールできなくなるのと同様に、
欲望も、コントロールしづらいもの。
原点である『運用の中身は資格が担保する』を再認識すべきではないでしょうかね。
毎度おおきに。ほんじゃーね!!
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