アマチュア無線は『電気の趣味』でもあります。しかし、それだけではありません。DXCCの完成を目指していない私は『先に敗北を認め、足るを知る者は富む』に切り替えて『自分に適したAWARD』へのチャレンジを続けています。もともと、DXCCは『あまり好感を持っていなかった』のです。なぜなら『戦いで国境が変わったり、国が消滅したり・・・』と、それを追いかけるのは『とても平和なホビーとはいえないな』と感じたからです。地球上を『事務的に座標に置き換えたグリッドロケーターは、戦いとはあまり関係なくスコアを伸ばせる』のが、ストレスもたまらずに好んで取り組んでいます。
【写真:イタリアの局は『20W』で『FT8』をやっている、これも素晴らしいことです】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆GLを追いかけつつ、地政学にも興味が出ています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
地政学を追求すると、世界情勢の見方も変わります。
同じような地域でグリッドロケーターの座標にあるにもかかわらず、
EUロシアが並ぶところに、ポコッとウクライナの局が混じったりします。
これに気づいたのは、JARLに提出する『QSLのリスト』を作成していたときです。
JAに多いGLにも『QN』や『PN』の中に『ASロシア』も入ってきますね。
ただの座標からも、地政学的にみると、
東ヨーロッパの戦争も『対岸の火事ではないのだな』と感じます。
AWARDに取り組んでいるのは『ただの酔狂ではない』のです。
アマチュア無線を通じて『世界の平和』を願い、地政学も興味が出る。
こういった『気づき』は『サブカルチャー』ではなく、
私は『メインカルチャー』だと自負しています。
DXCCを追うのも楽しいですが、その先にある『もっと大事なこと』に気づける、
素晴らしいホビー、それがアマチュア無線の醍醐味ではないでしょうか。
毎度おおきに。ほんじゃーね!!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※記事は、表現と言論の自由に則ったエッセイで、
公人を除き、登場する個人・団体名は全て架空のものです。
※時事問題については、筆者個人の考えです。
※SNSなどの他サイトへリンクやリツイートはご遠慮ください。
※X(旧Twitter)等、拡散性の高いSNSでのコメント合戦はお断りします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright:ⓒ2025 Ota-Tadashi All Rights Reserved.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※下記の広告は本記事とは無関係です。