OTA(Now On The Air)

JF3TBMの無線道楽雑記帳。その他、社会随筆も不定期に掲載。明日の活力にと、スパイスの効いたサプリのような。

●人生の『第〇幕』にいるか、認識しましょう。

2024年12月20日 | アマチュア無線

人生を『劇場』に例えてみますと『起承転結』になるのかな・・・と思っています。何を始めるにも『遅すぎることはない』と『高齢者向けの生きがい本』には書いてあります。確かに、私の周囲にも『80歳からピアノを始めた』という爺さんもいます。果敢にも『発表会』に出て、御年89歳で『来年も生きていたら、この場に来ます』と仰せです。かといって、9年やっても『上達』は若い人には、かないませんね。まぁ、それはそれで『よし』だとは思います。コロナ禍でステイホームだとかの時期に『アマチュア無線を再開』という局が増えました。多くが『30年ぶりの』とか『40年ぶりの』とか仰っています。それはそれで結構かとは思います。とはいえ『もう、ついていくに必死』ではないでしょうか。今、自分は『人生の「第何幕」にいるのか?』を『認識しておかれた方がいい』と、私は感じます。好意的な局が20%いるとしたら、嫌悪感を持つ局も、同じく20%はいるのです。私は『ブログ発信をしたら、どの程度、嫌われるのか?』を『織り込み済み』でやっています。

【写真:私自身は『転』の『転換期』にいると認識していますよ】
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◆今の時代、22年ごとに『起承転結』を区切って『第何幕』かを認識しましょう。
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22年・・・これは20歳で成人し、2年経過したのを基準にしています。

今の時代は、大学進学率も50%以上ですから、

22歳で『一応、勉強機関を終えた第一幕』が閉まる・・・と考えています。

18歳で就職したら、すでに4年経過し『それなりの経験も積んでいるはず』です。

大学を出たから偉いとか、そんな考え方は『偏差値を気にする10歳代の考え方』でしょう。

 

ムセンを始めて、一旦QRTされた方は『0歳~22歳の「第一幕」』しか経験していません。

 

・起=22歳まで(学卒、就職して2~4年)

・承=44歳まで(仕事をして約20年余。厄年も超え多少の辛酸も舐めた?)

・転=66歳まで(仕事も後半、自分の仕事もこなしつつ、後継者育成も)

・結=88歳まで(仕事を引退し、人生の第四幕に)

 

イチバン分厚くて中身の濃い人格も決まる『承』の時期が『転』の過ごし方が反映されます。

 

私が、管理職をしていた頃は、

部下に、いつも言っていたことがあります。

これも『人生の起承転結』を例に出して解説していました。

 

・20歳代=いろんなことに挑戦する、いろんなことをやってみる

・30歳代=自分の『得意分野』を必ず見つける、見つかる。

・40歳代=得意分野を伸ばす。苦手なことはやらず、他人に任せる

・50歳代=得意なことだけやる。あとは『自分の後継者』を育てて任せていく

・60歳代=後継者に任せて、自分は第一線から離脱する

 

アマチュア無線は『趣味』ですから、法の範囲で『何をやっても構いません』ね。

 

そうは言っても、再開したときは『起承転結』の『転』や『結』に入っています。

はっきり言って『再開時点で、周回遅れ』を自覚していただきたいと感じます。

そこを『うまく誤魔化す』ために『e-ラーニング』で『シンニアマ』を取り『下駄を履く』わけですね。

中抜けのない局から見たら、やっていることは『起』と『承』のあたりを、うろうろしています。

他人の趣味に『とやかく言うのは、お門違い』は重々承知です。

 

60歳で再開し『CW(電信)にチャレンジする』としましょうか。

 

10歳代、20歳代で符号を覚えるのとは違って、

ものすごくエネルギーと時間を消費します。

2~3歳くらいで子供に音楽を習わせると『ほぼ誰でも絶対音感が身につくもの』です。

 

60歳から音楽を習っても『絶対音感』は『ほぼ、身につかない』ですし『絶望』です。

 

CWも『音楽的要素』がありますから、リズムやテンポ、フレーズなど、

身に付けて、体が覚えないと『どうにもならないこと』が多々あります。

60歳代のジジイが、10~20歳代のようには、なかなかいかない。

あたりまえですが『老化まっしぐら』だからです。

 

何となく弾ける、演奏できる・・・そんな域には達します。

 

10歳代でギターを始め、20歳でバンドを解散した知人が、

35年ぶりに、ギターを再開し、ものすごい努力をしてバンドを再結成。

今年の12月初旬に、ライブハウスでライブをやった『つわもの』もいます。

 

そういう人は、見えないところで『ものすごく、もがいた』のを見ました。

 

アマチュア無線再開組は、いかがでしょうか。

実際のところは『起』や『承』で『うろうろしている』にもかかわらず、

Youtubeで『指導的発言』ってどうですかね?。

 

今は、他人に『こうすればいい、ああすればいい』とか言っている場合ではありません。

 

本当は『自分の得意分野を見つける、自分なりの遊び方を会得する』のが先決ではないでしょうか。

それなのに『初心者向け』とか銘打って『こうすれば楽しいよ』なんて、

厚かましいというか、お節介というか、

私は『地に足をつけなさい』と言いたいです。

 

言うてる間に『人生の第四幕「結」』が近づいているのです。

 

・アマチュア無線が趣味なのか?

アマチュア無線をネタに、Youtubeで発信するのが趣味なのか?

 

本当のところは、どうなのでしょうねぇ。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!!

 

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