OTA(Now On The Air)

JF3TBMの無線道楽雑記帳。その他、社会随筆も不定期に掲載。明日の活力にと、スパイスの効いたサプリのような。

●他人の芝より『自分の芝』を『青く』だ。

2024年09月11日 | アマチュア無線

IC-7760が『虚栄心を満たし、ステイタスの誇示』と揶揄するのは『性能を持て余すような「オーバースペック」だから』だ。『にわか再開の電話級上がりシンニアマ』こそ、本来はベーシックRIGでコツコツ積み上げてほしいのだが、退職金という『一時金』が入るためか高額な無線システムを組んでしまうのは『残念だなぁ』と感じる。

【写真:150千円のRIGではダメなのですかね?】
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◆高額RIGを売りたいメーカーの怠慢。
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メーカーはじめ、業界自体が『怠慢』である。

 

要するに『遊び方』を教えていない。

アマチュア無線は楽しみ方いろいろ・・・この時点で思考停止している。

確かに、いろんな遊び方があるのだが、

 

長続きしたければ、真剣にAWARDをやること。

 

つまり『AWARDというゲームをどう攻略するのか』だ。

ゲームというものは、ものすごく奥が深い。

敵がどう現れて、どう攻めてくるのか、

攻めをどうかわして、いかに敵を倒すのか。

 

DXerは、やはり『メモ』や『記録』をつけている。

 

中には『Top DXer』という『戦時中の隣組』のような『相互監視団体』もある。

ここに入るには『第一級』は必須だ。

あるいは、FCCのエクストラ級を取っているのが必須条件。

なおかつ『聞こえない(FT8では見えない)局』との交信もなされ、

その実態は公開されていないが『Web SDR』という『裏技』が駆使されている。

 

要は『インチキ』でも『コンファームできるというわけ』だ。

 

タテマエは『リモート運用』とやらで、

一定数の交信は『やっている』のだが、そこはパフォーマンス。

とはいえ、仲間に入るには『共同シャック』の運営に関わって、

1kW運用を『当番制』で運用しなければならない。

そのための参加費や維持費は、軽く年収くらいが吹っ飛ぶ。

 

これが『キングオブホビー』の実態といっても、過言ではない。

 

私がライセンスに固執せず、3アマ的運用を推し進めるのは、

無駄な抵抗ながらもTop DXer連中に対してのアテツケもある。

FCCのエクストラ級はDXペディション参加には必須なライセンスだ。

 

フツーの生活者は、そんなカネのかかるところには近づかないのが賢明だ。

 

私が感じる『健全なホビー』というものは、

家計に負担をかけず、一時金にも依存せず、

小遣い(個人費)の範囲で遊ぶこと。

 

いつまで、電気の遊びやと思ってますのや?。

 

同じ『第一級』でも『郵政大臣の免許』と『総務大臣の免許』では『格が違う』。

法が変わったのだから『仕方がない』のだが、

第三級とシンニアマの操作範囲の差はあれど『レベル』に大差がない。

いつまでも、10・14MHzを『聖域化』しているから『オワコン』なのだ。

こんなもの、条件付きで全資格に開放しても支障はない。

 

ホビーは虚栄心を満たしたり、ステイタス誇示の道具ではないぞ。

 

永く楽しむことこそが『ホビーの醍醐味』じゃないか?。

そこを熟慮すれば『一時金』で設備を整えるのも結構だが、

一時金がなくても、個人費で細く長く続けるのが肝要だと私は思っている。

 

しつこいが、アマチュア無線は『ゲーム』である。

 

ポンコツRIGを『ニコイチ』で仕上げるのも結構だが、

それでは『いつまで経っても電気の遊びの域』を出ないし『一生、そのまま』である。

電気の遊びが『どこまで長続きするのか』は、私にはよくわからない。

真空管のアンプとかで音楽を聴くオーディオマニアみたいなものだろう。

ポンコツを直して『合法的運用』をするには、

たいていが『ポンコツ集団のJARD』にカネを払うことになる。

JARDが率先して開催する『SD会議』の中身など『時代遅れ』ではないか。

 

電気の遊びを続けているから、若い人が入りやすい環境になっていない。

 

必ずライセンスが必要だし、

どうしても『上級資格を目指すのが王道』と誤解される。

第一級を持っていないとアホ扱いするOMが多いのも難儀な世界だ。

 

第一級論議を交わしたこともあるが、全く話にならなかった。

 

頭のいい人なら『第四級の10W(HF)』でも、

AWARDという『ゲームは堪能できる』のをわかっている。

電気の遊びで上級資格が『偉そう』にするから、

初級資格では長続きしないと、99%のアマチュア無線家が誤解している。

 

ゲームの攻略と位置付ければ、別にアマチュア無線でなくてもいいのだ。

 

そこを『せっかく、地球規模のダイナミックな遊び』ができるのだから、

自分なりに『電波媒体を使ったゲーム攻略』に取り組んではいかがだろう。

ゲームメーカーの関係者はアマチュア無線業界を、時代遅れと思っている。

 

俯瞰していると『長続きしている無線家は共通してAWARDを楽しんでいる』のだ。

 

私は『そこにカルチャー性がある』と思っている。

つまり『文化の趣味』というわけだ。

ゲームメーカーが長続きするのは『ソフトを継続して提供し続けるから』だろう。

パチンカーが減らないのも『次々と新台が出る』というハードの面もあるが、

依存症になる一部の人を除いて『ほとんどは楽しみ、ヒマつぶし』である。

 

ヒマつぶしながら『どう攻略するか』は、多くのパチンカーが考えている。

 

・IC-7300(150千円)

・同額のアンテナ(150千円)

 

RIGが150千円、ANTも150千円・・・この程度なら『健全な遊び』だ。

 

・DXCCのオナーロールなんか目指さなくていい

・DXCCのチャレンジもテキトーでいい

・DXCCも100エンティティが取れたら十分にDXer

・アマチュア無線界には、DXCC以外のゲームも無数に用意されている

・自分に合ったゲームを見つけて、それに取り組めばいい

 

他人と同じを目指さないのが『あなたの個性』だ。

 

300千円程度で長続きさせるには『ゲームの攻略』が必須。

スマホでゲームするにしても、せいぜい『iPhone』があれば十分だ。

スマホ代の初期投資と通信費のランニングを含めても、

300千円くらいで『攻略』できれば、それはそれで楽しいホビーだ。

 

1百万円を超える設備投資(浪費)は『依存症』の域になる。

 

結婚の感情のピークが『結婚式』であるのを見れば、

その気持ちがなくなるのが『概ね4~5年』である。

その後も結婚生活を続けられるのは『お互いに尊敬できる関係』がある。

もちろん『子供がいるから』という理由もあろうが、

子供だけが婚姻関係維持の理由なら『ちょっとおかしい?』ではないだろうか。

 

無線機の法定耐用年数は5年だ。

 

ホビーで使うアマチュア無線機は、その対象外になるが、

耐用年数を超えてもホビーが楽しめるには、

周囲から『一目置かれる存在』を目指した方がいいだろう。

 

・AWARDやコンテストで『実績』を積み上げるのか

・カネにモノを言わせて虚栄心を満たしたりステイタス誇示をするのか

 

多くのアマチュア無線家も『早かったら3~4年』でムセンから離れる。

要は『遊び方を知らないから』だ。

業界も遊び方を教えないし『自由』を盾にするから『好き勝手』にやる。

 

7年も経てば、遊び方を知らないならムセンから離れるのも当たり前だ。

 

 

・無駄遣いをしない

・無線はゲームであることを知る

・ゲームの攻略を真剣に考えて取り組む

 

ムセンをコミュニケーションのホビーと思うから人間関係で悩むことになる。

 

職場であれ、地域であれ『厄介ごと』は『人間関係』しかない。

孤立するのはよくないが『孤独に、孤高に』を意識すれば、

七面倒臭いライセンスが必要だが『ゲームに参加するために必要なもの』と割り切れる。

 

自分のペースでゲームの打席に10割立つことだ。

 

その中で『ヒットが3割』あれば『十分』である。

逆に『おいしいとこ取りだけ』で『10割打者』なんて、まずいない。

人生も同じだが『隣の芝は青い』とかよく耳にする。

他人の芝を追いかけても『延々と青い芝が続くだけ』だ。

なんで『自分ところの芝を青くしないのか?』を、

真剣に考えてみてはいかがだろうか。

 

私が『ブルーオーシャン戦略』を唱える根源は『自分の芝こそ青く』である。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!!

 

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