ALL JAPAN AWARD(以下AJA)を受賞しました。AJA-1,000の発行番号は2,052です。また、AJA-1,500の発行番号は1,341です。このアワードは、30年ほど前からチャレンジしては挫折し・・・の繰り返しでした。設備的にも難易度が高かったので『SWLでやるしかないな』と、JA3-35122のSWL-Noを取得したのですが、これまた『いろいろあって、挫折』していました。それが『FT8』を始めたら、おもしろいように市郡区が伸びました。私にとって『30年来の思い入れが叶った嬉しいAJA受賞』です。
【写真:台紙で1,000の市郡区。+500の市郡区は上のステッカーで表します】
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◆AJAは『いつでもどこでもアマチュア無線』を意識させてくれます。
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・2つ以上のバンドを用い
・国内の異なる市郡区との交信を行いQSLを得る
・特記を付記しない限り、国内のどこから運用してもCfmできれば計上できる
例えば、430MHz帯でもう少しスコアを伸ばしたいとします。
・京都市左京区に移動し
・局数の多い『東海・近畿』を狙った運用
こんなことも『新市郡区』は『すべて有効』なのです。
自宅から430MHz帯で運用したとて、
せいぜい『40km圏内』くらいしか交信できません。
D=4.14(√20m+√20m)という計算式で、
我が家からの『見通し距離は36.85km』とわかります。
√20mというのは『海抜高+地上高=給電点の高さ』です。
双方が『同じ条件』としたら『37kmしか飛ばない』ということです。
京都市左京区の海抜700mの地点であれば、
相手方が海抜20mであったとしても、
ざっくりですが『約130km圏内』に電波が飛ばせます。
もちろん、家から近い東大阪市山手町の生駒山でも構わないのですが、
人口が多いのは『西よりは、東』ですので、
当座の局数を伸ばすには、東に抜けた左京区がいいという選択に至ります。
また名古屋は『区』も多いので、スコアも伸ばしやすいです。
さらにいえば、旅行で東京に行くとします。
宿泊先のホテルで高層階に泊まれたら、
東京都内や千葉、神奈川など『人口の多いところ』とも交信が期待できます。
自宅にタワーを建てても、さすがにAJAのスコアを伸ばせるほど、
1・2エリアとの交信は望めません。
・ハンディ機と簡単な外部アンテナ(既存保有機なので出費なし)
・交通費(新幹線代)と宿泊費及び滞在費
これだけで『アワードのスコアが伸ばせられる』のです。
タワーを建てるなら、やはりHFのアンテナを載せるでしょう。
まぁ、住宅密集地&狭小住宅ゆえ、タワーを建てる計画はありませんが。
費用対効果を考えれば、タワーにV・UHF帯のアンテナというのは、
まったく食指が伸びない、というのがホンネですね。
結局は、知恵と工夫で『いかに最小限の費用で有意義な時間を過ごすか』です。
▲追加500のステッカーが『AJA-1,500』を示しています。
このアワードは、長期に取り組んでいけば、
AJA-3,000あたりまでは『なんとかなりそう』です。
そこから先は、かなり難易度が上がる・・・そんな印象と手ごたえです。
面白いのは『区』もカウントできる点です。
JCCでは『東京23区に限って市に計上』ですが、
AJAは市郡区、すべてが計上できるのです。
144・430MHzでも『出張の多い方』なら『AJA-1,000』が可能かも知れませんね。
一般的には『HFのローバンド』で『コアな数字』を作るのが王道だと感じます。
・7MHzで700の市郡区
・3.5MHzで200の市郡区
・1.9MHzで100の市郡区
この3バンドで『1,000』をクリアしますね。
1.9MHzが難しい方なら、10MHzとか、
夏場の21・28・50MHzの『Es国内交信』とかも。
WARCバンドも使えますから、ぜひチャレンジャーが増えることを期待します。
AJAは、まだ、発行数が2,052しかありません。
この先、卒業される局が急増するのが予想されるので、
今のうちにAJAを受賞しておかないと、
ひょっとして『幻の、難易度の高いアワード』になるかも知れませんね。
▼JARLのアワード規約(PDF)
https://www.jarl.org/Japanese/1_Tanoshimo/1-2_Award/Award-kiyaku-2021.pdf
▲JARLの森田新会長名が入った、初アワードです。
毎度おおきに。ほんじゃーね!!
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