昭和の時代なら『フレンドリー?』なつもりで『運ちゃん、京都駅正面まで』とかいうのは『セーフ』でした。これが『今や、職業差別語に当たるとされ「放送禁止用語」(メディア界での自主規制)』になっています。横山やすしがタクシー乗務員を殴って、出演停止になったころは『テレビでも「運ちゃん」が普通に使われていました』。概ね15年前あたりから『テレビを筆頭に自主規制がかかり、ドラマのシーンでも「運ちゃん」ではなく「運転手さん」』に変わっている。ヘタすれば『カスハラ』で訴えられるかも知れませんよ。
【写真:乗務員には『運転手さん』『ドライバーさん』が適切】
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◆ギリで『おっちゃん』がセーフか、微妙なところです。
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中には『運転しかできひんにゃから、運ちゃんしてんねやろ?』というヤカラがいます。
運転しかできひんにゃから、運ちゃんしてんねやろ?・・・これでカスハラ確定です。
こういうヤカラは『もう、乗客の域を超えた発言ゆえ、被害届』扱いです。
テレビは『時代劇』のセリフも『自主規制』しています。
2009年頃あたりまでは『水戸黄門』がTBS系で放映されていましたが、
その後は『TBSをはじめ、各民放テレビから時代劇が消えた』のです。
劇中に登場する『職業差別語』で自主規制が強化されました。
・なんだ、いなかジジイ
・町民や百姓衆
・雲助野郎
水戸黄門では『よく聞くセリフ』でした。
これが『自主規制』という『放送禁止用語』に指定されたため、
今や、『NHKの大河ドラマ』くらいしか時代劇が作られていません。
ものすごくセリフに関しては神経質に脚本が作られています。
しつこいですが、タクシー・トラック・バスなどの運転者に対し、
侮蔑する気がなく、フレンドリーなつもりで『運ちゃん!』というのは、
下手すれば『カスハラ扱い』になるのです。
お気をつけあそばせ。
毎度おおきに。ほんじゃーね!!
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