シドニー・シェルダン著。
アメリカの田舎の大学で教鞭をとっている女性教師に突然大使の要請。
東欧ルーマニアの駐在大使にと大統領から直々の依頼。
家庭のことも考え固辞する。何度も。
が、深夜の急患で往診に出かけた夫の突然の死。
大使就任の決断をする。
ここに隠された大きな罠が。
大使として就任した国での事件の数々。
最後まで休ませない展開。
結末に呆然とさせられる。
会話に出てくるアメリカ特有のジョークが笑わせる。
「超訳」と銘打った本。原作を大きく損ねていないと思うが。
とにかく面白いの一言。
初版は1996年。