それはX-E2がフォーカルプレンシャッターだ
からだと言う事に気がついた。
X-100はレンズシャッター機である。
コンデジなんかは電子シャッターとか絞り兼用だ
ったりするのだが、私は元来レンズシャッター機
と言うのをあまり好かない。
性能云々ではなくそのフィーリングである。
だからコンデジは別としてニコン1に強い違和感
を覚えていたのはそれが電子シャッターで無音で
あるからに他ならない。
いつ切れたのか切れたのか切れてないのかも分ら
ない。
ライカやフェドなんかはOVFであるからそのま
まだがレンズから入ってきた画像をそのまま映像
で見ているX-E2はフォーカルプレンであるの
でミラーのある一眼レフのようにブラックアウト
するのだ。
だからレンジファインダーで撮っているつもりで
も一眼レフで撮っている感覚と言うか両者ゴチャ
混ぜの感覚であるけれど、どちらかと言えば一眼
レフでの撮影に近い。
コンデジやX-100のように「チッチ」と切れ
るのではなく「バシャ」と言う確実感がある。
縦走り金属フォーカルプレンなのでライカや愛用
のミノルタCLEのように「カッ」とは行かない
けれど一眼レフのそれを思えば軽快である。
コンデジの「チッチ」は切れた証拠なので分りや
すくて良いけれどX-100とかコニカヘキサー
は完全に好きになれないのもそれらがレンズシャ
ッターであるからである。
別にレンズシャッターを悪く言っているわけでは
なくここは好みの問題である。
出来上がる写真に差はないのだからどちらでも良
いのだけれどフォーカルプレンシャッターのほう
が好みである。
それと近未来的なEVFになれてきたというのも
あってX-E2が面白くなってきたのかもしれな
い。