ココロと機械

ココロの病を患う私の気ままなブログです

アストロトレーサーがやってきた O-GPS1

2019-08-30 05:39:32 | ブログ

せっかくペンタックスKP Jltdが来たので、色々いじってい
ると、どうもこのKPと言うカメラはペンタックスお得意の「IS
O感度でなくUSO(嘘)感度」じゃなくちゃんと撮れるようなの
で、GPSユニットO-GPS1を買ってみた。

USO感度と言うのはペンタックスのカメラの場合、例えばK-5
でISO51200までと言っているけれど、実際にはISO32
00くらいで他社のISO12800とか位のノイズが出て使い物
にならない事を言う。

これはカメラによってまちまちで、設計グループによるようで、コ
ンデジでもUSO感度のものもあれば、とんでもなく高感度に強い
物もあるのだが、大体弱い、書いてあるのが大袈裟だ。
ニコンなんかは本当の性能より少し控えめに言うのに対してペンタ
ックスは反対である。

で、KPはどうかと言うと、これはなかなか大丈夫なので、ひとつ
「売り」であるアストロトレーサー機能を使ってお星様でもちょこ
っと撮って見ようかと。
まあ、お星様なら夏より冬のほうがいいんだけれど、夏の星座でも
いい。

で、やって来たので箱を見たら「ペンタックスリコーイメージング」
となっているけれど「PENTAX」のロゴが赤だ。

赤のロゴはリコーのコーポレートカラーなのでペンタックスは使え
なくなったはずだがな(だからストラップの刺繍が赤でなくなった)
と思ってよく見ていくと、説明書がHOYA時代の物。

対応機種がK-5/K-r/645Dって、いつの説明書だ。

「社名変更に関して」と言う紙っ切れが挟んであるだけ、どんだけ
ケチるのよ、箱の社名のところだけ刷りなおしたのか、情けない。

本体の裏にはちゃんと「ペンタックスリコーイメージング」とある
から、やはり箱と説明書は使いまわしのようだ、そんなに売れない
のかなぁ、結構有名だと思うんだけれど。

まあいいや、使えればそれでいいけれど説明書が今のカメラに則し
ていないところがあって読みにくいが何とかなる、カメラの説明書
読んだほうが早い。

で単四電池一本入れて、電源長押し、あ、カメラのほうでアストロ
トレーサーの項目を「入」にしておかないといけないよ。
でもってカメラに書いてあるとおりメニューから入って(F3ボタ
ンからでも入れる)精密キャリブレーションとやら、カメラをグリ
グリ回す、ゆっくり動かしたほうが成功率が上がるようだ。

で、成功すると緯度経度、方位、時間と日付、標高が表示されるよ
うになる。
GPSから時計の時間あわせも出来るので、何ヶ月かに一度は動作
確認も含めてくっつけて遊んでいれば時計あわせも簡単だ。

WG4GPSのように本体にGPS内蔵しているわけではないので
こういう事になるのだけれど、本体に搭載されているGPSでアス
トロトレーサーが出来るのはK-3とかK-1だけだったっけ。

まあ、あとはこうやって三脚に載せて撮るだけだけれど、南北方向
でレンズの焦点距離にも寄るけれど5分(300秒)まで出来るん
だってさ。
あ、ちなみに当然だがシャッターをバルブ(B)にしないと普通に
シャッター切れちゃうからね。
35mm判16mmとかでも30秒くらいが限界だからな、星止め
るの。

あとは問題は「真っ暗なところが近所にない」と言うところだな。
海に向かうか白川郷でも行くか。
昔、山岳部だったツレと深夜にとんでもない山奥の林道の終点まで
行ってよく星を眺めたが、遠くのというか、大きな山二つくらい向
こうの空がピンクに染まっているので「あれは何で?」と聞いたら
「下に街があって街明かりが空を照らしてるんだ」と言っていたか
ら、まあそんなに下向いて撮る事もないだろうけれど、長時間露光
になれば真っ白になってしまうので、なかなか真っ暗けと言うとこ
ろはないのでそこが難しいかな。

まあ、しかしこんな小さな機器と電池の予備をカバンに放り込んで
おくだけで、どこか行った時に遊べるので面白そうだ。
とは言えなかなか綺麗に撮るのは難しいようなので、まあそこは遊
びだから、と言うか夜の長時間露光は慣れているけれどこの機械の
使い方をと言うかコツをマスターしなければいけないな。

@ それより何より外に出られるようにならないと・・・

PENTAX GPSユニット O-GPS1 39012
ペンタックス
ペンタックス



本日の種:ペンタックスRZ18
コメント
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