有隣・無隣
今日の花「アルメリア」。 花言葉「可憐・共感」
イソマツ科。多年草。
原産地は、南ヨーロッパ。
ほかに、北アメリカ・西アジアなど、温帯地域に広く分布
しています。
草丈は、5~60センチほど。
切り花にされる大型種や、
矮小種(小型のもの)も、交配によってつくられている
ようです。
花期は、3月下旬~5月にかけて。
一本の花もちそのものは、
4日前後と、あまりよくない部類に入ります。
花色は、ピンクの濃淡、白、紅など。
一つの花の「かたまり」は、直径2センチほど。
ちょうど、ピンポン球くらいです。
コンパクトで丈夫、
松葉にもちょっと似ている葉は、常緑なので、
花壇のふちどりや鉢植えなどにぴったり。
日光を好み、多湿を嫌います。
日本の「梅雨」が苦手で、種ができにくく、
「株分け」でふやします。
「アルメリア」とは、
ケルト語で「海の近く」という意味。
海岸地帯に自生していることからつけられたようです。
同名の都市が南スペイン・アンダルシア地方にある
のですが、
地中海に面しており、まさに「海の近く」。
荒涼とした砂漠も近くにあって、
「ミニ ハリウッド」と呼ばれるオープンセットがあります。
(西部劇映画「夕陽のガンマン」のロケ地だそうです)
また、「アルメリア」でサイトを検索したら、
ホテルとかレストランなどが、たくさんヒットしました。
この花には、「歓待(おもてなし)」という花言葉もあるので、
それが由来なんでしょうね。
春の足音を感じたら、
「思いやり」あふれる「歓待」に触れて心に栄養を与えるべく、
浜に、でかけてみましょうか。