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三椏

2006-03-20 07:49:29 | Weblog

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今日の花「ミツマタ」。 花言葉「強靭・豊かな力」 
  題字 『神夢」


ジンチョウゲ科。落葉低木。

中国が原産地。
日本には、室町時代に渡来したとされます。


樹高は、2メートルほど。
三つに分かれた細い枝が、こんもりと丸い形になります。


花期は、3~4月。
サクラの花と、ほぼ同じ時期。

花色は、内側が鮮やかな黄色・外側が白のもの、
内側が赤い園芸種もあります。


縁起木や茶花として、
日本でも古くから親しまれてきたようです。


なんといっても、「和紙の材料」として有名。

丈夫でしなやかな繊維を持つ樹皮は、
和紙をつくるのにうってつけ。

ミツマタの枝を刈り取り、
蒸してから樹皮をはいでいきます。

ミツマタで作った紙は、
きめが細かく、ツヤがあり、「女性的な和紙」とされて

います。


ちなみに、
財務省から原料情報の公式な公開はされていないの

ですが、

「日本銀行券(お札ですね)」は、
ミツマタが主な原料といわれています。

また、日本銀行によれば、

お札の平均寿命は一万円札で3~4年程度
五千円札・千円札については1~2年程度とされています。
(「お札と切手の博物館」HPより)

「天下のまわりもの」のお札、結構短命なんです。


でも、これは毎日、
人の手から手に渡る「激務」をこなす紙幣ということを

考えると、

強靱」なミツマタ製だからこそ、
これだけの期間、もつのでしょうね 

 

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