アンスリュウム
今日の花「アンスリウム」。 花言葉「情熱」
サトイモ科。常緑多年草。
コロンビア・エクアドル・キューバなど、
熱帯アメリカや西インド諸島が原産地。
600~700種の原種が確認されています。
日本には、明治時代の中ごろにに渡来したとされます。
一般的になったのは、第二次大戦後。
前衛華道の花材として、人気となりました。
現在切り花として最も多く流通しているのは、
樹上生活の種類「アンドレアナム」という原種の園芸品種
、および交配種で、
「オオベニウチワ(大紅団扇)」の別名もあります。
高さは、30センチ~1メートルほど。
矮小種(小型種)も作り出されて、
コンパクトな鉢物も出回っています。
花期は、ほぼ周年。
仏炎苞の色は、赤のほかに白、ピンク、茶や緑も
あります。
大型種、小型種、蔓性のものなど、性質はさまざま。
木の上で生活する種類もあります。
多様性は、ランにも似ていますね。
まるで、
プラスチックで作られているかのような独特の質感。
松など、和風の花材と組み合わせてもおもしろい感じ
になります。