変わらない愛情 |
今日の花「ヒアシンス」。ユリ科。球根植物。 花言葉「変わない愛情」スポーツ 題字「慈愛」 地中海沿岸が原産地。 古くから栽培され、 園芸品種の改良は16世紀ごろからはじまったようです。 日本には、1863年、 フランスからチューリップと共に渡来しました。 現在主流の種類の草丈は、25センチほど。 (ダッチ・ヒアシンス系・・・オランダで改良されたもの) 全体的に小型の「ローマン系」も栽培されています。 花期は、3月~4月にかけて。 野生種の花色は青紫ですが、 園芸種は、赤・ピンク・白・黄色などカラフルです。 一般に、 ひとつの種類で「赤・青・黄」の3原色がそろう花は、 めったにないそうです。 確かに・・・ バラやチューリップ、カーネーションには「青」がありません。 しかし、ヒアシンスは、3原色がほぼ揃います。 (しかも「黒」まで作り出されたことは、 1月4日号でもお話しましたね) これは、結構すごいこと。 いろいろな色と香りが楽しめますので、 何色か寄せ植えにしても楽しいですよね。 花が終わった後は、 葉が黄変しはじめたころを見計らって、掘りあげます。 大体、6月ごろでしょうか。 葉をつけたまま日陰で干しましょう。 葉を取るのは、完全に枯れてからで大丈夫です。 葉が枯れるまで土に植えたままにしておくと、 球根に病気が入りやすくなってしまうので、 早めに掘りあげるのがいいようです。 そして、10~11月中旬ごろまでに植えつけます。 「スポーツ」という花言葉は、 ギリシャ神話のこの花の伝説にもとづいています。 この花を自らの血で生みだすことになった美少年・ヒアキントスは、 太陽神アポロンと「円盤投げ」・・・ 「スポーツ」を行っていたのですね。 力強く、時には華麗な選手たちのパフォーマンスは、 神話の昔から、人間を魅了してやまないものの一つです。 |