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2006-03-27 07:43:37 | Weblog
変わらない愛情

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今日の花「ヒアシンス」。ユリ科。球根植物。
  花言葉「変わない愛情」スポーツ  
  題字「慈愛」


地中海沿岸が原産地。

古くから栽培され、
園芸品種の改良は16世紀ごろからはじまったようです。

日本には、1863年、
フランスからチューリップと共に渡来しました。


現在主流の種類の草丈は、25センチほど。
(ダッチ・ヒアシンス系・・・オランダで改良されたもの)

全体的に小型の「ローマン系」も栽培されています。


花期は、3月~4月にかけて。

野生種の花色は青紫ですが、
園芸種は、赤・ピンク・白・黄色などカラフルです。


一般に、
ひとつの種類で「赤・青・黄」の3原色がそろう花は、
めったにないそうです。


確かに・・・
バラやチューリップ、カーネーションには「青」がありません。

しかし、ヒアシンスは、3原色がほぼ揃います。
(しかも「黒」まで作り出されたことは、
 1月4日号でもお話しましたね)

これは、結構すごいこと。

いろいろな色と香りが楽しめますので、
何色か寄せ植えにしても楽しいですよね。


花が終わった後は、
葉が黄変しはじめたころを見計らって、掘りあげます。
大体、6月ごろでしょうか。

葉をつけたまま日陰で干しましょう。

葉を取るのは、完全に枯れてからで大丈夫です。

葉が枯れるまで土に植えたままにしておくと、
球根に病気が入りやすくなってしまうので、
早めに掘りあげるのがいいようです。


そして、10~11月中旬ごろまでに植えつけます。


「スポーツ」という花言葉は、
ギリシャ神話のこの花の伝説にもとづいています。

この花を自らの血で生みだすことになった美少年・ヒアキントスは、
太陽神アポロンと「円盤投げ」・・・

「スポーツ」を行っていたのですね。

力強く、時には華麗な選手たちのパフォーマンスは、
神話の昔から、人間を魅了してやまないものの一つです。
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