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華落多少

2006-03-25 06:49:25 | Weblog
 
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 今日の花「ケシ(アイスランド・ポピー)」。
  花言葉『恋の予感」
  題字『華儘」

ケシ科。一年草。
本来は多年草ですが、日本では一年草として扱われます。

原産地は、シベリア、中国東北部、モンゴルなど。
日本には、大正のはじめに渡来したとされます。


草丈は、30~50センチ。

花期は、3~5月にかけて。

直径5~10センチほどの花を咲かせます。
「ヒナゲシ」に比べると、ちょっと大きめ。

花色は、赤、黄色、オレンジ、白など。


18世紀に、北極圏を移動していた探検隊が、

シベリアからモンゴルにかけて
この花が自生しているのを発見して、

「北極圏の花」をイメージしてこの名をつけたと
されています。

「シベリアヒナゲシ」の別名もあります。

故に、かなりの耐寒性があって、
「房総のお花畑」では、2月ごろから見られます。



ケシ属の見どころと言えば・・・
なんと言っても、「花開くとき」でしょうか。

うぶ毛に覆われたつぼみが割れて、
中から現れた「クレープペーパー」のような質感の花びらが、
「ゆるゆる」と開いていくさまは、なかなか神秘的

つぼみは下を向いているのですが、
開花すると上向きになるのもおもしろい。

「恋の予感」という花言葉は、
春風に揺れるこの花の様子を、
ときめく心のうきうきした感じに、たとえたものでしょうね。

ちなみに、「アヘンケシ」は、
東京都内では「東京都薬用植物園」でのみ、栽培されています。

柵で囲まれて、厳重に管理されているとのこと。

5月には「ある程度」開放されて、見ることができます
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