おお喜び
今日の花「フリチララリア」 花言葉「人を喜ばせる」
ユリ科。球根植物。
「フリチラリア属」には
およそ100種ほどが確認されていますが、
今日ご紹介するのは、
一般的に「フリチラリア」と呼ばれる
「フリチラリア・インペリアリス」。
原産地は、インド、ヒマラヤをはじめ、
イラン、トルコなど西南アジア。
「中近東」と言われるあたりです。
日本には、明治の始め(5~6年ごろ)に渡来したとされます。
高さは、60センチ~1メートルと大柄。
花の咲き方を、「冠」に見立てたことと、
初めて作られたのが、ウィーンの王家の庭
(impelial garden)であることから、
「インペリアリス」となりました。
英名も「クラウン・インペリアル(crown imperial)」。
イングリッシュガーデンでは、
そこそこポピュラーな存在のようです。
花期は、3~6月。
オレンジか黄色の花を、下向きに咲かせます。
「独特の香り」があるようで、
好き嫌いが分かれるかもしれません。
これは「クロユリ」も同様で、
人によっては「悪臭」とも?
嗅いだことがないのですが・・・どんな香りなのでしょうか?
チューリップやクロッカスに比べると、
球根はかなり高価。
一個「3980円」のものがありました^^;
輸入物がほとんどだそうで、とにかく「腐りやすい」とか。
多少育て方にもコツがいるようです。
けっこう、マニアックかな・・・。
「新しもの好き」な方、
「今年は新種の栽培にチャレンジしてみたい」という方、
秋の植え付けですので、それまでに研究してみては?
開花するとかなりの迫力で、
「人を喜ばせる」に値する存在に、なってくれそうです。