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ゆきのした

2006-03-23 08:53:18 | Weblog
 
今日の花「ヒマラヤユキノシタ」。花言葉『順応
  

  題字『華順」
ユキノシタ科。常緑多年草。

原産地は、アフガニスタンやチベット、
ヒマラヤ地方はじめ、東アジア一帯。

日本には、明治時代はじめに渡来したとされています。


高さは、20~40センチ。

花期は、2~5月にかけて。
1.5センチほどの小花を、密集させて咲かせます。

花色は、
咲き初めは白っぽく、次第に淡いピンク色に変化していきます。

冬から晩春にかけて、次々と花をつけてくれます。


葉は一年中、常緑でつやがあり、
「オオイワウチワ(大岩団扇)」の別名どおり、

「うちわ」や「しゃもじ」に似ていて、りっぱです。


「高山植物」出身、というと、
栽培が難しそう・・・というイメージですが、

あに図らんや。

とっても丈夫。

日なたでも日陰でも大丈夫で、
寒さはもちろん、暑さもどんとこい。

土質も選びません。

過湿さえちょっと気をつければ、
一年を通して花も葉も楽しめます。


全草に、「タンニン」
ロシアでは、
仲間の「シベリアユキノシタ」の根からとれる「タンニン」を、
革をなめすのに利用するそうです。


「順応」という花言葉は、

遠くヒマラヤからやって来て、日本の風土にとけ込み、
一年中花と緑で、目を楽しませてくれる健気な姿を表しています。

環境に順応する力も、
才能のひとつかもしれません・・・。
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