春うちわ
今日の花「イワウチワ」。 花言葉「春の使者」
イワウメ科。常緑多年草。
日本が原産地で、
本州中部より北の、山間部の落葉樹林帯に自生しています。
「岩場にはえる」ことから、
名前に「岩」がついたようです。
確かに、岩場の急斜面に群生地はあるようですが、
それほど岩場に強いこだわりはないようで(!?)、
林の日陰などでもよく見られます。
草丈は、10センチほどとコンパクト。
花期は、4~5月。
直径3センチほどの5弁花を咲かせます。
花色は、淡いピンク。
ごく淡いものだと、ほとんど白にも見えます。
花びらの先に、フリンジ状に切れ込みが入っていて、
なかなかチャーミングです。
「群生地」をちょっと調べてみたところ、
「花の百名山」とされている、東京・奥多摩の大岳山、
福島県・古殿町の鎌倉岳山、
岐阜県・上石津町の烏帽子岳 ・・・などなど。
むっちゃ本格登山!・・・という山ではもちろんありませんが、
どの場所も、
そこそこハイキング・トレッキングの必要はありそうです。
(ディパックにスニーカーで行くべき所)
しかし、
まさに「春の使者」として、
各地で珍重されている姿を見に行くのも、
「命の洗濯」になるかもしれませんね。