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フロー経済によるまちづくり

2009年12月27日 17時14分24秒 | インポート
戦後の日本のストックは回復したと言っているが、本当に回復したのか?
今はストック経済の時代に入ったと叫ばれても、それは単に問屋直結のストック消費が増えると言っているだけではないだろうか?
今の時代は、少量であっても多品種の製品に囲まれて、どれを選んだらよいのかわからないままに
試し買いに余計なものまで買わされている時代と言えるし、何が良いのか大量な情報も買わされている
結局、主流な情報産業までがストックに入るとは言えまい

普遍的な経済の現実はフローであると言える
しいて言うならば、現代はストックを理論や心がけとする、よりフローな経済にならなければならないのだろう
要は、ケーキ屋が予約だけとって予約分のケーキだけを生産販売することがもはや経済ではないということだ

世の中、形上はフローでなければならない
フローが考えたり、作り出すものこそ話題にあふれ、価値があると言えるのだ

ストックな世の中では、消費者はより良いものを求めて団結消費を起こす
しかし、いずれは無駄と思われる中間販売者の必要さに芽生え、消費からとりあえずの収益事業者へと変化していく
この二度手間な社会の容認こそ、現代の経済を長い将来に向かって停滞させているのだ
今すぐにもフローを出さなければ経済の循環は失われてしまう
戦後から今までに存在したフロー経済は今、事業者である者にとってはとても重要な要素であることを忘れてはならない

フローであり続けるために今、経済に対しまちづくりが必要なのである
事業者の行なうまちづくりはストック経済を配慮した普遍的なフロー経済なのである