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兼業の衰え、専業化の兆し

2010年02月05日 12時19分28秒 | まちづくり
今の世の中、兼業が多すぎませんか
サイドビジネスたるものは今の複雑高度な世の中において最大の余計な負担になっているのだと思います
昔から云うお金が天からまわってくるという考えに兼業体制はあまりにも当てはまらないのでしょう
これは何もかも自分でしなければならないという誰にも一旦は起きる不安感が現代の兼業ブームを生んだのだと思います
ところで、グローバルの悪夢と言いますけど、一つ一つの専業が他の業種のことをかまわず各々独自に進んでいく状態を本当のグローバルと云うのではないでしょうか
ところで、そのグローバルな状況に対し、一体誰が別々の業種間を関連付けてくれるのかと不安になります
しかし、自分の本業に関連があるからとその関連業を自身で安易に兼業するということはグローバル化を促がす経済全体に対し孤立してしまいます
また、それに加えて、かつて国が提案した規制緩和策は一体何でありましょう
これは経済のグローバル化とは相反する提案となるのではないでしょうか
それにつけて国の提案した郵政民営化や行政改革もあまりうまく行っていないようです
現在の国会騒動も過去の曖昧な政策に対する大きな曲面の大詰めをむかえています
ところで、今年は庚寅の年です
庚の年は植物で言えば生長が止まり、新たな形に変化していく状態をいいます
そして、寅は動きを意味し、今年は歴史上稀に見る大きな変動がありえます
また、庚寅年は60年周期であり、今から60年前の昭和25年の日本は終戦後5年において更にその5年後にはまったく新たな高度成長期という時代の始まりを迎えようとしていました
この頃も世界の経済は各々の職種が業種の関連など見失うくらいなグローバルな状態を呈していたに違いありません
他人のことはかまっていられず、自分のことだけで精一杯がんばる・・・それがグローバルなのでしょう
その経済現象に当時は国も何とか焦って追いついてきたのでした
その国の追いつく気迫が高度成長期を作り上げたといってよいでしょう
でしたら、現代の規制緩和を廃止し、国がグローバルな経済に追いつくことを願うまでなのです
それにより現代は、兼業は衰え、専業の進化こそが試されるときに変化していくのです
即ち、大企業的な複合経済はこの時代に消滅していき、それを国が取って代わり、将来的には個人的な専業などが中心にますます時代進歩の鍵を握っていくことになると思われるのです