世界はキラキラおもちゃ箱・第3館

スピカが主な管理人です。時々留守にしているときは、ほかのものが管理します。コメントは月の裏側をご利用ください。

自分を折る

2025-01-05 02:45:28 | 詩集・こどもたちへ

世の中には
自分よりすごい人なんて
たくさんいるんだから
人に頭を下げることができなかったら
変な子供大人になってしまうよ

世の中が
自分の思い通りにならない
そんなことにいらいらして
馬鹿なことをやる
そんな大人になってしまったら
君はたいそう世間の迷惑になる

現実の壁に
プライドがぶつかって
痛い思いをしたら
自分を折って
人に頭を下げていきなさい
そうしたら大人になれる

痛い思いから
逃げちゃいけない
愛と平和の世界に
入っていくために
自分を折る
勉強をしなさい





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センダン

2025-01-04 03:00:39 | 月夜の考古学・第3館

なぜ幸せになれないんだろうと
思ってばかりいるのは
自分の幸せのことしか
考えていないからですよ

人は自分だけでは
幸せになれないのだから
まずは目を周りに広げて
もっとたくさんの幸せと
自分の幸せを
響き合わせてみるんです

鳥や虫や森や 世界や
振り向くとそばにいる誰かさん
もっともっとたくさんの人たち
そして神さまの幸せと
共にありたいと願うんですよ

最初は難しくても
少しずつやっていきなさい
我慢強くしていれば
そのうち何かが変わってゆく
体中から花咲くように喜びがあふれ出し
喉が割れそうなほど 熱い歌が響きだす
心の底が すっぽり抜けて
青空の中に落ちたと思ったら
目の前で神さまが笑っている

幸せはいつも
自分の中にあったのだと
そのとき初めてわかるんですよ



(1997年ごろか)




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ピンクのマーガレット

2025-01-03 03:28:36 | 花と天使・第2巻

前にもこんなタイトルで描いたことがあるような気がしますが。

なかなか凝った絵が描けなくて、簡単な菊を描いてピンクに塗りました。

いろいろ邪魔があって大変です。

ネタもつきていることだし。次はどうしようか悩みますね。




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自由

2025-01-02 02:56:22 | 詩集・こどもたちへ

こどもたちよ
自由には
責任が伴うことを
忘れてはいけない

言論の自由とは
何でも好き勝手に
言っていいということでは
ないんだよ

言葉は時に
剣のようにとがって
人を刺して傷つけるものだから
気を付けてものを言いなさい

言葉の剣には
言葉の剣が
返ってくる
傷つけあって
争いあって
血の泥のような地獄を
描いてしまうことがある

そんなことにならないように
自分の言葉には
責任をとりなさい

自分が発した言葉は
必ず自分に返ってくる
そのことを
ちゃんと受け止めて
愛を柱に
美しいことを言いなさい




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新年

2025-01-01 02:44:34 | 冬の日差し・夏の月

新年あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

新年なので、何か縁起の良い絵をと思って探しました。

色々迷って富士の絵にしたけど、これでよかったかな。

今年は巳年ですね。

へびのように、自分のまるごとの大きさを使って、前に進んでいきたいですね。

幸せな一年でありますように。





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大晦日

2024-12-31 03:30:18 | 冬の日差し・夏の月

2024年も、もう今日で最後ですね。

みなさんには、どんな年でしたか。

わたしたちは、仲間がスレッズを始めて、詩人として自分を立てていく決意をしました。

作品集のブログも始めて、そちらもなかなかいい感じになってきています。

そこから、来年はもっと発展していきたいと考えています。

かのじょの小さな夢を、かなえてやりたい。

いいことになっていくといいですね。

皆さんもよいお年をお迎えください。




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傷ついた自分を

2024-12-30 03:42:24 | 詩集・こどもたちへ

傷ついた自分を
癒すために
人を傷つけては
だめだよ

やられたら
やりかえす
そんなことをしては
またやりかえされ
悲しみがまた増える

人のひどい仕打ちに
傷ついたら
憎しみを返したりする前に
神様のところに行って
心を洗ってもらいなさい

苦しくても
許せなくても
今は我慢して
神様の愛の中で
しばらくじっとしていなさい

そうすれば神様が
涙の中に
愛を混ぜてくれる
君はその涙を飲んで
憎しみを
愛に変えていくのだ

そしていつか
許しあえる未来に向かって
少しずつ
前に進んでいくんだよ




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レモン

2024-12-29 03:17:36 | 月夜の考古学・第3館

心を静かに整えて
欲を少なくしていましょう

美しい人よ
すえた我臭の泥沼に
身を浸してまで
その底で揺れる
琥珀の檸檬に
手を出してはいけません

あれは琥珀などではなく
沼にうつる金の木漏れ日

哀しみに全てを失ってしまう前に
瞳をあげ
あの空一面の
花の野をごらんなさい
沈黙の奥に折りたたんだ
あなたの水晶の心臓を
今 布のようにいっぱいに広げ
風の中に溶け込む
美しいこの星の香りに
さらしましょう

魂に風がとおり
心が澄みわたる
閉じ込められていた小鳥が
あなたの中で金の歌を歌いだす

あなたが求めていたものの
全てがそこにある



(1997年ごろか)




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おとこのこたちよ

2024-12-28 02:44:47 | 詩集・こどもたちへ

おとこのこたちよ
おんなのこを
大事にしなさい

彼女たちは
時に憎らしいことも
するけれど
本当は君たちのことが
大好きなんだよ

大事にすれば
花のようにかわいい心で
君たちのために
とてもいいことをしてくれる

君たちのなした
何気ないことでも
とても大事にしてくれて
愛の中で
微笑んでくれる

心の窓を
そっと開いて
愛を
許しあってごらん
魂が溶けるような
幸せの中に
ふたり
吸い込まれてしまうから





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めぐり逢い

2024-12-27 03:16:29 | 月夜の考古学・第3館

海の向こうから
虹がせりあがってくるのを
初めて見ました
星々は
天使の軍隊のように
歌いながら行進していました
真実とは
知るものではなく
満身に浴びるものだったのです

初めて出会ったのかと思うくらい
永い永い間
お会いしませんでしたね
わたしたちは ただ
目を閉じていただけだったのでしょうか





(1999年)





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