春分を過ぎ、少し暖かくなってきましたね。花の写真がたまってきたので、ここで一気に紹介しましょう。
最初はナズナ。

オランダミミナグサ

いつの間にか庭に生えてきた黄水仙。

ツバキ。

ジンチョウゲ。

スミレ。

オトメツバキ。
ああ
君は何もわかっていない
森の奥に棲む鴉が
どんなに苦労して
この世を支えているのかを
何も知らない
鴉なんて
汚いものだから
自分のことだけ考える
いやなものなのだと
勝手に考えて
君は鴉をひどく侮辱するのだ
ああ
君は何もわかってはいない
月の中に棲んでいる鶴が
どんなに苦労して
この世をきれいにしているか
何もわかってはいない
鶴なんて
きれいなだけだから
きっとひどくうぬぼれているんだろうなんて
勝手に決めつけて
君は鶴を
酷く馬鹿にするのだ
ああ
何もわかってはいない
心には
いつもあるのに
言えなかった言葉は
どこにいくのだろう
きっと
君の瞳の卵から
生まれた小鳥になって
空の雲にまぎれて
流れていくのだろう
そして
ささやくような
小さなさえずりが
風に乗って
誰かの心に
忍び込むだろう
ああ
愛しているよ
こんなことやっても
馬鹿になるだけなのに
まだやっている
まだやっている
鋼鉄の巨岩のように
太い真実の柱を
ひっくり返そうと
まだもがいている
まだもがいている
ああどうしても
いやなのだ
自分が
馬鹿になるのは
あんな馬鹿なことをしたのが
自分であるなんて
そんなことを認めるのは
いやなのだ
真実の柱は
光のように
世界を貫いて
微動だにしない
どんなにがんばっても
ひっくり返らない
こんなことをしているのは
馬鹿なのだ
馬鹿なのだ
だのに
まだやっている
人はなぜ
悪いことをするのだろう
暗黒のエゴを
満足させるために
あまりにも
いやなことをする
巧妙な知恵を回し
いかにも
善人であるかのような
ふりをして
人を食い
世間を乱す
ネズミの性欲のような
原始の闇に
自分を埋め込み
巨大な恐怖に支配されて
あらゆるものを
破壊する
何もかもは
弱く小さな自分を
ごまかすためにやるのだ
自分の存在が
傷のように痛み
他者が自分ではないというだけで
憎くなり
すべてを滅ぼそうと
愚かな暴虐を始めるのだ
馬鹿なことをした
馬鹿なことをした
あまりにも苦しい
苦しい
苦しい
自分の罪から
逃げることなんてできない
でも逃げたい
こんな自分はいやだ
こんな自分はいやだ
月を饅頭にして
食おうとしたなんて
いやらしいことを
しすぎた
汚いことを
しすぎた
アレルギーを起こすほど
自分がつらい
誰か助けて
おれからおれを
とってくれ
枯れてゆく
心臓の花を
背中に隠しながら
わたしは
不穏な予言をする
愛のない言葉を
蛙を吐くように
まき散らしながら
わたしはどんどん
世間を汚してゆく
ああこのままでは
あほうになるぞ
汚い嘘にまみれて
無知の闇に溺れる
みじめな猿になるぞ
他人の心臓を
いくつも食いながら
わたしは
乾いていくわたしの花に
血を飲ます
いくたびもいくたびも
血を飲ます
馬鹿をやるものには
怒るぞ
いやらしい根性を
たたきつぶすぞ
逃げることはできない
その自分を
正しく立て
すべてのために
すばらしいことを
やりなさい
それをやらずに
逃げるものには
鉄槌を落とすぞ