こどもたちよ
嘘をついてはいけない
甘いお砂糖と一緒に
醜い邪念をまぜた
いやなコーヒーを
人に飲ませてはいけない
何のために
その嘘をつくのか
それは自分を
いいものにしたいからだ
情けなく底辺を漂っている
自分の心を
立派なものにしたいからだ
こどもたちよ
それは愛ではない
愛ではないものは
醜い
君たちが作ったコーヒーには
人の魂を苦しめる
毒が混ざっているのだ
そんなものを
人に飲ませてはいけない
自分のことだけを考える
邪念を
見栄えのいい言葉で隠して
愛のふりをする
そんな汚い嘘を
ついてはいけない