Joy Yoga

中東イスラエルでの暮らしの中で、ヨガを通して出会う出来事あるいは想いなど。

東日本大震災に寄せて

2011-03-16 01:48:25 | 日記
 「自分に何ができるのか。」
 
 この問いを今、多くの人々が自分自身に向かって投げかけていることだろうと思います。
 
 私もその一人。様々な思いを抱えて 先日の震災以降の日々を過ごしています。


 時間の経過と共に、震災による甚大な被害状況が明らかになり、同時に原発の方では危険な状況が進行しつつあるという悲惨な現実。

 今、こうして文章を書いている間にも、次から次へと新たなことが起きています。




 朝から何時間もパソコンに向かっていましたが、今日は自分の内に湧き上がる様々な思いを上手くまとめることが出来そうにありません。


 ただひとつ、これだけは確かです。
 私も微力ながら、ひとつでもふたつでもお役に立てることを実践させていただく意向であること。
 
 その思いはまっすぐ復興への道に向かっています。
 未熟さのゆえ、やり方が分からず躓いたり、時折、涙でかすんでしまったりするでしょうが、惑うことなく歩んでいくつもりです。










 この場をお借りして、不自由極まりない避難生活を強いられている被災者の皆様、恐怖の中で命を落としていかれた皆様に、心からのお見舞いとお悔やみを申し上げます。

 又、依然として安否が確認されてない方々、一人でも多くの方がご無事であることを、遠く離れたイスラエルの空の下、希望を持ち、ひたすら祈り続けております。



 そして、最後に。
 自身を含め、被災地の復興を支援しようという志を持つすべての人のために、ここにヨーガの古代聖典『ヨーガ・スートラ』の第1章にある教えのひとつを書き留めておこうと思います。


 実践は、長い間、中断することなく、心を傾けて行なって初めて堅固な状態になる。  
(ガイアブックス『現代人のためのヨーガ・スートラ』 グレゴール・メーレ著)





 みんなの祈りが届きますように。



シャローム&ナマステ
Nozomi

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
☆ Gさん ☆ (Nozomi)
2011-03-17 05:31:17
長い長い道のりになるだろうね。
希望さえあれば、忍耐強く乗り越えていけると思う。
それはすでに先人たちがやってみせてくれたことでもある。

次は私たち、とりわけ被害を受けなかった者たちが率先して、被災した人々の行く手に希望の光を灯し続けていかなくちゃならないと思ってるよ。
やり方は人それぞれあっていいと思うし、そうあるべきなのかもしれないし。

やっていこうね、共に。
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☆ 横さん ☆ (Nozomi)
2011-03-17 04:43:51
地震と津波に襲われたあの日以来、心が押し潰されそうな現実が伝わってくるのだけど、そんな厳しい状況下で、これまでの便利で忙しい毎日に紛れて忘れ去られてしまっていた大切な何かが、再び人々の中に灯り始めたような気がしているよ。
間違いなく心はひとつになりつつある。
そこに希望があれば、鬼に金棒の底力になる。
私はそれを心から信じてやまない。
日本は大丈夫。
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Unknown (G)
2011-03-16 09:10:06
励みになる言葉をありがとう。

ぼくらに残されているもの、確かに希だ。

パンドラの箱にも残っていたもの。

やっていこう!
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生きる空の場所 ()
2011-03-16 07:34:15
今いる場所が違っても、空は同じ、大地も同じ。そして、心も一つ。
地球も一つです。
私もnozomiと同じ所に居ます。
あなたと違う土地の上に居ますが、まっすぐまっすぐ復興の道に進んでいるのは明らかです。

希望は一番最後に死ぬ、とはブラジルのことわざです。私の希望も、何よりも一番最後に死にます。
パートナーはよく私を、救いようのない楽観主義だといいます。
こういう時こそ、それが役に立てるのかもしれません。
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