Joy Yoga

中東イスラエルでの暮らしの中で、ヨガを通して出会う出来事あるいは想いなど。

クラス代講@テルアビブ(ヘブライ語は喉が渇く)

2015-03-20 16:27:18 | 日記
今日は新月、ムーンデーなので本来ならアシュタンガヨガはお休みなのだけど、若先生の依頼で人生2度目の代講をしてきた。

参加メンバーはある程度顔馴染みなので問題ないが、ヘブライ語でフルプライマリーをカウントするのは移住8年目でもかなり緊張する。


日本語なら「膝を曲げて」で済むところをヘブライ語は「リクフォフ エット ハ ベルカイム」などと長ったらしいため、「背筋を長く」とか「肩を柔らかく」とかいったプラスαの説明をしそびれまくる。

それどころか、発音が難しかったり、咄嗟に単語が浮かんで来なかったりして、マニュアル車のエンストみたいな場面がいくつかあった。

エンスト場面のひとつを例に挙げるので、ちょっと声に出して読んでみてほしい。
「膝を曲げたまま」は「イム ハ ベルカイム クフフォット」。最後のクフフォットの言いにくさと言ったらない。
ちなみに「クフフォット」は手袋の意味なので気が緩めない。

数字も「エハッド、シュタイム、シャロシュ、アオバ、ハメシュ、シェヴァ、シュモネ、テイシャ、エッセレ(1、2、3、4、5、6、7、8、9、10)」とshの発音がやたらと多く、シュシュシュと走る機関車のよう。
余談だが、ヘブライ語での電話番号は一回では聞き取れず、その度に日本語の数字の発音は実に簡潔で機能的だと思う。

それ以外にも、男性詞、女性詞があって、それぞれに関わる動詞や形容詞に単数、複数の活用形があるので、面倒くさいことこの上ない言語である。
おまけにアーサナ名はサンスクリット。立場が変わると急に記憶の引き出しが開かなくなり参った。


そんなこんなで本人は詰めの甘さに内心ヒヤリとしながらのレッドクラスだったものの、幸い、焦りや緊張が顔に出ないらしく、おまけに東洋マジック(正しくは、東洋人は神秘的に見えるイリュージョン)も手伝って「それっぽく」纏まったようだった。

とにかく喉が渇いた。


参考までにヘブライ語の画像を今日の新聞から。

右から左に読み、基本的に新聞や書籍では大文字、ノートや手紙の手書きは小文字で使い分けてある。



ナマステ&シャローム
Nozomi

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