ぶんやさんち

ぶんやさんの記録

超訳「ニーチェの言葉」(ディスカバー社)

2010-08-30 15:15:38 | ときのまにまに
私は「超訳」というのが好きである。特に哲学書や神学書の古典ものは超訳に限る。だいたい、こういう本をしかも翻訳で読むのは研究のために読むというより、自分自身が考えるために読むのである。それが、日本語になっていない翻訳で読むと、思考を妨げることになる。その点で、「超訳」というのは原著者の思考と共に、それを読み考えた第2の著者の思想である。確かに、それは間接的であり、原著者の思想とはずれているかも知れない。否、ずれているだろう。しかし、第2の著者の思考も決して捨てたものではない。 . . . 本文を読む