三木清『軽蔑された飜訳』(1931年9月、「文藝春秋」、全集第17巻)
三木清の面白いエッセイを発見しました。我が意を得たりという感じです。 . . . 本文を読む
『思想』編集者に宛てられた書簡、『思想』1924年3月号、昭和17年6月『読書と人生」に収録
なお、この書簡は「日本の名随筆 別巻92 哲学」作品社、1998(平成10)年10月25日第1刷発行にも収録されています。 . . . 本文を読む
三木清は波多野精一先生の推薦により岩波書店の岩波茂雄氏の資金援助により、大正11年(1922年)5月から大正14年(1925年)10月まで3年の少しの期間、ドイツへ留学した。その時のドイツの思想状況。
三木の『消息一通』を読むための予備知識としてメモ書きした。 . . . 本文を読む
今日の名言:
哲学とは人間の本質的な当惑の体系である。(ボルヘス)
<一言>ボルヘスのこと、あまりにも複雑すぎて、一言で紹介できない。「当惑」という言葉を彼がどういう意味で用いているのか不明。要するに、私は「当惑している」。つまり体系化できないこと、という意味らしい。成る程。 . . . 本文を読む