お米がなくなる日

いつもお米を買っている農業・福島園のお米が売れすぎて在庫切れになったという。「新米が収穫できるまで、いましばらくお待ちください」とのこと。それはそれとして大変喜ばしいことですが、お米のことはすっかり福島君に依存しきっている我が家としてはかなり深刻な事態です。福島君に近所の百姓さんから回して貰うことはできないのだろうかと相談したところ、彼も既にいろいろなところに手を打ったらしいが、どこも余分な在庫はないとのこと。まぁ、それ程宗像のお米は美味しいということですが、「さぁ、大変。我が家の米びつも底をついている」。というわけで、「お米がなくなる」という深刻な事態のごくささやかな経験をいたしました。幸い、現在ではお米は生協でも、スーパーでも手に入れることができますし、どうっていうことはありませんが、本当に市場からお米がなくなってしまったらどうなるのでしょうか。
ちょっと大げさに考えると、天候の関係や国際的な買い占めや、なんやかやで、実際国内の市場からお米がなくなる日が来るかも知れません。鯨肉とかマグロが食べられなくなるのも困ったものですが、日本人にとってお米は別格です。
日本の農業政策は、「田んぼ」を「票田」としてしかみないという政府の補助金バラマキ政策によりズタズタにされてしまいました。食糧自給率は40パーセントを切るというような事態になってしまいました。「お米がなくなる」ということもかなり確率の高い予想と言えるでしょう。