我が家の元旦風景

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
今朝は家族揃って（わたしたち夫婦と娘の一家）、新年の特祷(1）を祈り、お雑煮をいただきました。久し振りに賑やかな元旦です。お雑煮は大阪風の澄まし汁で丸餅でした。数の子は年末に小倉の旦過市場で買ってきた「原卵もの」で色は少し茶色が勝っていて見栄えはしませんが、非常に美味でした。婿殿が九州に向かう前に奈良の中央市場で買ってきてくれた大きな焼鯛は夕食まで「睨む」だけにしておきます。
上にかかげている写真は昨年3月、桜の時分に小倉城で撮った「迎えの虎」です。この虎は少し離れて見ると、どの角度から見ても睨んでいて、不法者を寄せ付けない雰囲気があります。それに対して年賀状で用いた「送りの虎」は大きな口を開けて横を向き吠えているように見えますが、実は去る者に対して旅の安全を祈る優しさが感じられます。ともあれ、今年一年「送りの虎」に守られて良い年でありますように。