ぶんやさんち

ぶんやさんの記録

昨日のツイート 8/24 <ホッジの組織神学、日本伝道隊、バックストン>

2013-08-25 06:18:22 | ツイッター
お早ようございます。主の平和。<講釈>、説教の完成。『世界史的立場と日本』を続読。併せて『偽名書簡の謎を解く』を読み始める。着眼点が面白い。今まで欠落していた使徒時代と教会教父時代との空白が埋まるような気がする。私たちの目から見ると使徒時代は別世界であるが、ここから現在に繋がる教会史が始まる。9時半就寝、4時半起床。体調快調、チュン、チュン。

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文屋 善明 『世界史的立場と日本』(懇談会:高坂正顕、西谷啓治、高山岩男、鈴木成高)は太平洋戦争の「東亜共栄圏」を支えた京都学派の基本文献です。

町田 勝彦 ( ノ゜Д゜)おはようございます。

文屋 善明 京都学派の根底に流れている現状認識は、世界歴史の転換期ということ、それを西欧では「ヨーロッパの危機」として認識し、日本ではアジアの台頭による「世界史」という新しい歴史観。この歴史観を展開することが日本の哲学者の課題。歴史の具体相においては欧米文化に対応するアジア文化という図式。これが政治的モットーとなるとき「東亜共栄圏」という思想となる。そこでの日本の基督教固有のの課題を問うたのが松村克己。この図式の原点は西田幾多郎の「日本文化の問題」(岩波新書、1940)にある。

村田 多鶴子 おはようございます。こちらは、久し振りの恵みの雨・・・です~♪土砂降りで外出もままなりませんが、取水制限緩和へ向かってくれるといいなぁ~と、思います。今日も、お守りの内に、佳い時間をお過ごしくださいませm(__)m

萩野 秀子 おはようございます。雨が降って蒸し暑いですが、水分補給して下さい。主と共に守って下さいますように。お祈り致します。
posted at 04:39:48

今日の名言:RT @meigenbot:
金を失うのは人生の半分を失うことだ。しかし勇気を失うのは人生のすべてを失うことだ。 (ユダヤの格言)
<一言>いかにもユダヤ的ですね。いかにも。今の日本人だったら、後半が無くて、金を失ったら人生の全てを失うと思っているのでしょうね。

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posted at 05:56:11

「昨日のツイート 08/23」をブログにアップしました。
http://blog.goo.ne.jp/jybunya/e/f7cc0d014fdaf0f125bfe9fd156afd4…
posted at 06:26:13

日々の聖句2013 08月24日(土)
慈善は命への確かな道。悪を追求する者は死に至る。(箴言11:19)
私は、正しい者も正しくない者もやがて復活するという希望を、神に対して抱いています。(使徒24:15)
私の黙想:
「慈善」という訳語には疑問がある。口語訳、フランシスコ会訳、新改訳、文語訳は、いずれも「正義」に関連した訳を採用している。ここでは後半の「悪を追求する者」に対応する句として「義を追い求める者」(新改訳)と訳しておくのが無難であろう。イエスの「何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはみな加えられる」(マタイ6:33)という言葉と対応している。

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門叶 国泰 ようやく見つかりました! 今日も同じ! 嗚呼!かハハ!か  同じ歳と言うことでしょうか!

門叶 国泰 今日は、私のタイムラインに載ってないのです。

お目覚めの花。「お日様はどうしたのだろう」「シー、まだ、お目覚めでないようね」「こういう日には色物は駄目ね。地味ーに、そっと」。
写真

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小栗 龍男 お早うございます。今日も神様からの豊かな祝福が注がれますように。

細野 清明 文屋先生、Selamat pagi ! 一面緑!良いですねぇ~目に良さそう Bagus! Have a nice Saturday! & Good luck!  Shalom! Let There be Peace on Earth!

文屋 善明 「太陽さんは」を「お日様は」に変更します。

文屋 善明さんが安孫子 哲朗さんのリンクをシェアしました。
貴重な資料です。

【重要】マスコミが報道をしない全国の放射能汚染地図!東京は猛烈な汚染!静岡も東部や太平洋側で高い数値! - 真実を探すブログ
saigaijyouhou.com
地震、放射能、経済、政治、気候変動などに関する情報を書いているブログです。ブログの引用、紹介はご自由にどうぞ。(リンクを張ってくれると嬉しいです)

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Yasushi Yoshida · 共通の友達: 北村 良輔さん
ラフな数値で恐縮ですが、昨日の深夜に新東名の空間線量を測りながら帰阪していたところ、静岡エリア走行時の平均は0.06uSv/hでした。その中で立ち寄ったSA/PAのうち、清水PAが0.09 uSv/hと高い値を示しました。 上京時に測っていた時は、箱根を超えると0.01uほど空間線量が上がったので、このあたりに境界線があるように感じたのですが、「境界」を超えたあともホットスポットが存在するようです。

高柳 公典 不安をあおることはさひたくありませんが知っておくことも大切かと…。

文屋 善明
8:50、現在のところ雨は止んでいますが、福岡県に大雨警報が出ています。自宅から見た西の空。
写真

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細野 清明 現在、少し強めに降ってます☂ 自宅から見た南の空。
細野 清明さんの写真

細野 清明 西の空も☂
細野 清明さんの写真

小泉 達彦 お気をつけください。

細野 清明 ヤバイ!!! 結構強めに降ってきた☂☂☂
細野 清明さんの写真

文屋 善明
これが9:30現在の東の空。大雨、雷も鳴っています。

写真: これが9:30現在の東の空。大雨、雷も鳴っています。

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杉浦 紀明 西日本の豪雨、心配です。被害が広がりませんように、祈っております。

萩野 秀子 神戸も昨日から雨です…

文屋 善明さんが二上 英朗さんのリンクをシェアしました。
何か、騙されたようなイヤーな気分ですね

ヨウ素119万Bq/kgの汚染でヨウ素剤を飲んだ福島医科大学の医師・看護師: 院長の独り言
onodekita.sblo.jp
ヨウ素119万Bq/kgの汚染でヨウ素剤を飲んだ福島医科大学の医師・看護師,2011.3.11以降、原発問題について主に論じています。

金丸 勝彦さん、萩野 秀子 さん、宮脇 温子さん、他11人が「いいね!」と言っています。

二上 英朗 福島市の南東に位置する県立医大近辺で3月15日(爆発から3日後)に採取された葉菜の検査記録だ。県が測定し手書きで残したその資料には、ヨウ素だけで1キロあたり119万ベクレルが検出されたことが示されている。
当時医大で医師・看護師などに「安定ヨウ素剤」を配ったのも頷けるデータだ。しかし、私たちにはそうしたデータが公表されることはなかった。
今年の1月、法務省主催の人権フォーラム「震災と人権」でパネリストを務め、こうした事実を伝えた。ところが、後日主催者から報告文書中のこの発言内容について削除したい旨の電話が入った。
医大関係者から「それは医療従事者の既得権益で、なんら問題がない」という意見が寄せられたためだ。私は「百歩譲ってそれを認めたとしても、地震により当時ライフラインの復旧のために何週間もの間、文字通り寝食を忘れ、大量の放射性物質が降り注ぐ中、復旧工事に従事していた人にはなぜ配られなかったのか。彼らには既得権益はないのか」と一蹴すると、1時間足らずで「削除せず、そのまま記録する」との返答があった。明らかな職業差別であったからだ。

文屋 善明
先日、古いメモ類を整理していましたら、興味深い新聞広告の切り抜きを発見しました。日付は昭和4年2月となっています。発信者のリストの最後の4人はキリスト者です。注目すべき点は第四項で、「宗教行事というも正邪薫猶交雑あり、信仰の絶対自由を主張して国法上一切の監督を拒否するが如きは信念と行事とを混淆せる迷妄なり。」ここで述べられている5点については、更に詳細に論じる必要があると思う。

写真: 先日、古いメモ類を整理していましたら、興味深い新聞広告の切り抜きを発見しました。日付は昭和4年2月となっています。発信者のリストの最後の4人はキリスト者です。注目すべき点は第四項で、「宗教行事というも正邪薫猶交雑あり、信仰の絶対自由を主張して国法上一切の監督を拒否するが如きは信念と行事とを混淆せる迷妄なり。」ここで述べられている5点については、更に詳細に論じる必要があると思う。

金丸 勝彦さん、奥野 卓司さん、大野 泰男さん、他26人が「いいね!」と言っています。

杉浦 紀明 戦前の「宗教団体法」に関する貴重な資料、ありがとうございます。興味深いです。シェアさせてください。

松沢 直樹 国教主義に立脚して国法上の特権を希求するが如きは寧ろ宗教の堕落にして、時代錯誤の甚だしき者なり。
第五条も興味深いですね。
この前後に、神道系の新興宗教「大本教」の大弾圧事件があったことを照らし合わせると、国家の宗教団体の統制がうかがえるような気もします。

文屋 善明 宗教団体法が施行されたのは昭和15年(1940年)、4月1日で、10年以上の間政府による宗教団体への圧力が強まり、神社参拝が義務化された。昭和7年(1932年)上智大学にて靖国神社参拝拒否事件が起こっている。
13時間前 · いいね! · 3

松沢 直樹 上智大学の学生さんの靖国神社参拝拒否事件に対して、バチカンは、参詣を促すようなステートメントを出していたかと思いますが、なんだか奇妙ですね。
以前調べてみたのですが、どうやら、戦後に靖国神社解体論が浮上した時も、バチカンは反対意見を述べていますし、戦時中のフィリピン戦線で、米軍兵士が日本軍兵士の遺体の頭蓋骨を持ち帰る行為を、明確に批判していますし。

大正時代の大本教弾圧事件から、戦後のGHQが行った神道への政策を時間軸上に追ってみると、また違ったことがわかるような気がします。

文屋 善明 そういうことがあったのですか。私が四日市に勤務していた頃、四日市の海星高校のオーストラリア人の校長が伊勢神宮や天皇制に対して非常に(異常に)寛容であったことに驚きました。カトリック教会には土着の宗教に対する何か独自の論理があるようですね。

平田 武治 現在、私が滞在しているパラグアイはその昔スペインの植民とキリスト教宣教の対象でした。17世紀イエズス会の宣教師達は先住民のグアラニー族に宣教と同時に文化と教育を与える場所として伝道集落「レドゥクシオン」で共同生活をし、農業や工芸技術を教えました。現在パラグアイの人口の90%がカトリック信者で、至る所に立派な教会が存在しています。この様に広い心で土着の文化や慣習を排除せず融合した結果、伝道に成功したと言えるでしょう。

松沢 直樹 私の母方は、フランシスコ・ザビエルが種子島に上陸して宣教を開始した後に、洗礼を受けています。様々な記録を見る限りでは、少なくとも日本においてのイエズス会の宣教は、当時存在した英国、オランダをはじめとした東インド会社の調査機関として利用されてしまった可能性が高いと思われます。もっとも、中世から近代にいたるまで、宣教によって、農耕、工芸をはじめとした様々な技術が伝えられ、多くの庶民の生活が豊かになったことは事実で、西日本を中心に、キリスト教禁教の時代でも長く信仰が根付いたのはそのような事実が大きく影響しているのは間違いありません。
近現代史の中で、カトリック教会が日本の天皇制や土着の信仰に対して寛容な対応を見せたのは、中世からの宣教の歴史と、当時の国際社会の影響を考える必要があると思われます。
ジャーナナリストが陰謀論を書くと、いつも言われますが、8月15日の聖母被昇天の日に、終戦になったのは偶然にしてはできすぎのような気もしますし、そのことをカトリック中央評議会がホームページ上で記載しているのも、ちょっと不自然な気がします。

文屋 善明
どう考えたっておかしいでしょう。安倍首相様、どう思われます。

汚染水を海に流した疑い 工場長ら2人書類送検
第4管区海上保安本部三河海上保安署(愛知県豊橋市)は19日、基準値を超える汚染水を海に流したとして水質汚濁防止法違反の疑いで、水あめを製造している「フタムラ化学田原開発センター」(同県田原市)のセンター長(57)と公害防止担当者の係長(57)を書類送検した。

金丸 勝彦さん、奥野 卓司さん、宮脇 温子さん、他26人が「いいね!」と言っています。

竹花 京子 どう考えても不平等な国です。子どもだってそのおかしさに気づきます。

磯道義典 原発関連で刑事事件として扱うの初めてじゃないの。

浅井 荘子 (原発の汚染水とは) 違う!違う。

これは、愛知県の三河湾の話。昨年11月の話で、この記事は、今年の3月のもの。
汚染水は、化学的酸素要求量で、基準の3倍だったらしい。
私も間違えるところでした。

でも、こうして書類送検され、本人も認めたのは、いい例ですね。

糸原 由美子 でもこの汚染水はすぐ送検するのにね!


文屋 善明さんがShoichiro Ikenagaさんのリンクをシェアしました。
最近の欧米列強、及び中国の動きが気になる。彼らは虎視眈々と何を狙っているのだろう。日本の自滅か、その後の分捕り合いか、分割統治も視野に入っているのか。

レベル3高濃度汚染水流出事故:「日本政府と東電、その場しのぎに終始」「行き詰まりは間近」 フランス放射線防護原子力安全研究所ジョリー副所長が指摘/ルモンド紙(8月2
franceneko.cocolog-nifty.com
« カナダの電力会社、北米ヒューロン湖に原発のゴミ投棄を計画―立ち上がる米・カナダの市民と国会議員たち/エア・ウォーター・ランド(8月15日) | トップページ

Shoichiro Ikenagaさん、萩野 秀子 さん、奥野 卓司さん、他13人が「いいね!」と言っています。

文屋 善明 汚染水の漏れの元栓を閉めるという大義名聞もできたし、軍事力によって原発犠牲者の保護という人道的使命という主張もできる。何よりも世界の共有の財産である海を守るということは説得力がある。

松沢 直樹 世界地図をひっくり返してみてみると、ソヴィエトは極東から世界へ出る際に必ず日本海を通らなければなりません。米国は日本をソヴィエトの防波堤と考えてきました。
露、米、中が経済上で連携を強くする上で、日本は以前のようなポジションとして考えられなくなるのは間違いありません。
考えられるのは、中、露、米、欧(特に原子力技術に秀でた仏)が、それぞれの利益配分を明確にしたうえで、ボリビアの水道事業買収の時のような株式取得による東京電力の乗っ取り、電気料金の大幅値上げによる利益収奪というのが、一番現実的に起こりやすいシナリオのような気がします。

個人的にはそれに加えて、在韓、在日米軍の問題が非常に気になるところです。

文屋 善明 私はアメリカによる日本全土の沖縄化というシナリオを考えています。ただ、現時点では大平洋の汚染という問題の解決のためにどれだけ貢献できるかという睨み合いをしている段階だと思います。猛獣たちに囲まれた子羊という感じです。当面の最重要課題は自国内の統治能力ということでしょう。

松沢 直樹 私も文屋先生と同じことを当初考えていたのですが、日本自体、立法府、司法ともいまだ米国の支配下にあります。(検察の起訴独占主義も、米国の意のままに動かされていることを、多くの方がご存知です。) また、過去の放射性物質の取り扱いの契約の関係で、高レベルの放射性廃棄物質がフランスや米国から持ち込まれますので、沖縄のように軍事拠点を置く状態ではなく、核のゴミ捨て場と、資本投資による様々な産業からの収奪という形で支配される可能性が高いと思います。
福島第一原発の事故は、何度も取材を重ねていますが、想像する以上に深刻で、自国での処理が限界に近付いているように思われます。太平洋全体が汚染される可能性を考えて、米国もサポートする可能性もありうるかもしれませんが、事故直後、米海軍をすぐに撤退させたことを考えると、難しいかもしれませんね。

文屋 善明 成る程。

松沢 直樹 いずれにせよ、はっきり分かったことは、核をエネルギーソースとして扱うのは、あまりにも無理がありすぎるということだと思います。
アメリカのハンフォード原子力施設(長崎に投下した原爆の材料となったプルトニウムを製造した施設)を取材したことがありますが、いまだに高レベルの放射性物質の処理に頭を抱えています。
今後、核が戦争に使われないとしても、旧約のソドムとゴモラの街のように、炎で世界が焼かれることになりかねないと思います。

文屋 善明 激しく同意。

<ホッジの組織神学、日本伝道隊、バックストン>
金井 望 ·
沢村五郎師の名講義『組織神学』の下敷きと言われる、
ホッジの『組織神学』全3巻
これが $2.95 とは!! 2314 pages
いちおう紙で持っていますけど、電子ブックは持ち運ぶ苦労が無くて、いいですね☆

Systematic Theology (All 3 Parts Complete)
www.amazon.com
This is the complete Systematic Theology by Charles Hodge. All three volumes of the Systematic Theology are included here. This version also has a Completely Linked Table of Contents for easy Theological Reference.Charles Hodge was a major Presbyterian Theologian during the 19th Century.He was th...

あなたと大坂 太郎さん、他10人が「いいね!」と言っています。

文屋 善明 ホッジの組織神学が電子書籍化されたのですか。あの本は車田秋次先生の「隠されたテキスト」でもありました。
12時間前 · いいね! · 1

百武 真由美 ホッジの組織神学、紙で読みました。ウォーフィールドが体系的な組織神学書を書かなかったのは、ホッジのそれに満足していたから。ウォーフィールドのそれも読んでみたかった気もしますが。

金井 望 文屋先生、百武さん、コメントをありがとうございます!!

東京聖書学院でも、やっぱりこれが「隠れたテキスト」だったんですね(^^)
ホッジの体系化は見事ですね☆

百武さんは読破されましたか! カルヴァンの『綱要』もチャレンジされましたか?
ぼくは目次で全体の体系を眺めて、拾い読みしている程度ですが。

沢村先生の『組織神学』は講義ノートが残っていますが、ホッジをベースとしつつ、きよめ派の信仰を加えて、まとめておられます。
小林和夫先生の『栄光の富』のようなウェスレアンのテキストブックは、その頃はありませんしね(^^)

文屋 善明 そうではありません。車田先生は公にはカルヴィニズムを否定していましたから、ホッジを決して表には出しませんでした。ごく少数の弟子たちにだけ、ホッジを暗示的に示していました。また、車田先生は少なくとも私の在学中は「組織神学」を教授せず、「聖書神学」という形で、説教学や聖書釈義、聖書思想を自由に講義しておられました。

文屋 善明 その影響もあって、聖書学院卒業後、神戸の改革派神学校に1年間、正式の聴講生として岡田稔先生の講義を受けヴァンティルなどを勉強しました。

金井 望 文屋先生、貴重な情報をありがとうございます。
なるほど! 日本伝道隊と東洋宣教会・ホーリネス教会は、最初から深いつながりがありますけれど、カルヴィニズムに対する考え方・関わり方が大きく違うのですね。

塩屋の聖書学校は、戦後しばらく、今村好太郎師、長谷川計太郎師、青木澄十郎師など旧日本基督教会系の方々と共に、「神戸神学院」の名で伝道者養成を行っていた時代がありました。

沢村五郎先生はその頃は、宗教改革以来のプロテスタント正統主義の神学と、敬虔主義・リバイバリズム・きよめ派の信仰・実践を組み合わせた神学教育・伝道者養成をめざしておられたようです。

しばらくして日本伝道隊の宣教師たちが日本に戻って来たこともあって、旧日本基督教会は独自の神学校へと分かれていきました。
けれど、その後も旧日本基督教会系の牧師・神学教師の方々が、塩屋で講師として授業を持ってくださいました。

やはりホーリネス教会がメソジスト、純正ウェスレアンであるのに対して、日本伝道隊はケズィック的な超教派性を多分に持っているのですね。
アンドリュー・マーレーは改革派の牧師ですし、A.B.シンプソンは長老教会出身です。
挙げればきりがありませんが、19世紀のリバイバリズム、ホーリネス運動で活躍した伝道者には、カルヴィニストも大ぜいいました。

バックストン師は聖公会の司祭ですし、ウィルクス師は聖公会の信徒でした。
そんなわけで、日本伝道隊の「きよめ」は神学ではなくて「ペルソナ」なんです(小島伊助師の説明)。
ですから、伝道隊から生まれたうちの教団は、教派性が薄いというか無いというか、まあ、そんなあいまいな日本の団体でございまして。。。f^^;

文屋 善明 そこがまさに聖公会の血を継承している点だと思います。先日、「日本聖公会」という名称についての聖公会内部の議論をトレースしましたが、はっきり言って、名称すら曖昧なのですね。「日本伝道隊」という名称も固有名詞なのか疑問が残りますね。

金井 望 さすが文屋先生、ズバリそのとおりでございます!!

日本伝道隊本体とそこから枝分かれした団体が生み出した教会の数は、何百とあります。
しかし、現在の「宗教法人 教団日本伝道隊」に所属する教会は10数個しかありません。
日本伝道隊が生み出した純正品(?)である日本イエス・キリスト教団でも教会数は130ほどです。
英国では Japan Christian Links という名称に変わり、欧州などに在留する日本人への伝道に重心が移りました。

日本伝道隊の宣教師は本来、救霊・伝道に専念して、教会を持たない=牧会はしない、生まれた信徒たちは日本の教団・牧師にゆだねる、という方針でした。
その強みが活かされた時代はとうに過ぎており、その弱点が如実に出ているのが、ここ20年ほどの停滞・衰退・混乱だと思います。
それは、日本伝道隊や日本イエスだけでなくて、福音派全体に広く見られる現象でしょう。

小生の個人的な考えとしては、正統主義と敬虔主義の統合をめざした沢村五郎師は卓見であられたと思います。
我々新興勢力の自称福音派は、伝統ある聖公会やルーテル教会、改革派・長老派、メソジスト教会から教会論や礼拝論などを学んで、足腰のしっかりとした教会形成に励まなければならない、と思っております。
よろしくご指導のほど、お願いいたしますm(__)m

Katsunori Endo Shigeru Takiura牧師の出身教会であった住吉教会の大崎良三牧師は 数少ない神戸神学院のOBです。(大崎師は草創期の神戸改革派神学校で故岡田教授、故春名教授などの下でも学ばれました。)

金井 望 ご縁がありますね~(^^)神戸神学院は塩屋から住吉教会に移って、その後、東京の神学校に合流されたんでしたね。


Katsunori Endo それから、たしか、ホッジの組織神学はウェストミンスター大小教理問答の構造をとっていたかと思います。(ということは、ローマ書の構造を下敷きにしているということか?) 前半が信仰篇[faith]、後半が生活篇[life] になっていないでしょうか?

Katsunori Endo それから、バックストン師はムーディーの影響を受けていたと聞きましたが、属しておられたアングリカン教会には『三十九か条』というピューリタンの信条も正式な歴史上の信条としてありますので、<正統主義>の流れもちゃんとあったと見れないでしょうか?

金井 望 ホッジの組織神学の体系は、20世紀の福音派の組織神学と構造が近いように思います。
カルヴァンの『綱要』は、前半が教理、後半が実践、となっていますね。

金井 望 バックストン家は大富豪で、祖父の代から貴族になっているんですが、国教会ではローチャーチ(福音派)にいました。
母方のバークレー家はクエーカーで、バックストン家はクエーカーの村に屋敷がありました。
バークレー・バックストンはケンブリッジ大学で学んでいる時に、D.L.ムーディーの伝道によって回心し、伝道者を志すようになりました。
彼は伝道のために、小さなブラスバンドを作って、当時では斬新な「ゴスペルソング」を用いました。
バックストン師は英国国教会の聖職者という立場では一貫しており、祈祷書を用いたオーソドックスな礼拝を執り行っていたようです。

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