ぶんやさんち

ぶんやさんの記録

今週のローズンゲン 05/06~05/12

2012-05-14 06:51:51 | ローズンゲン
losungenj 2012.05.06(sun)
ヤコブよ、なぜ言うのかイスラエルよ、なぜ断言するのかわたしの道は主に隠されている、とわたしの裁きは神に忘れられた、と。(Isa40:27 )今しばらくのあいだは、さまざまな試錬で悩まねばならないかも知れないが、あなたがたは大いに喜んでいる。(1Pet1:6,口語訳)
私の黙想:
神から見捨てられたという意識。この意識はよほど神との密接な関係なくしては出てこないであろう。少なくとも私はそのような意識を持ったことがない。というより、神との関係がそれ程濃厚でない。そのことをどう評価するかは人それぞれである。私はこれでOKだ。
losungenj 2012.05.07(mon)
あなたに感謝をささげます。神よ、われらは感謝をささげます。御名はわたしたちの近くにいまし、人々は驚くべき御業を物語ります。(Ps75:2)
エルサレムの群衆は叫んだ。「われらの父ダビデの来るべき国に、祝福があるように。いと高きところにホサナ。」(Mar11:10)
私の黙想:
聖書において「驚くべき御業」という場合、それは出エジプトと捕囚からの帰還とイエスの復活である。いずれも、「今まで聞いたことも、見たこともない」、想像を絶する神の業である。ところが、イエスの復活だけは人間の理性で理解できると思い込んでいるらしい。

losungenj 2012.05.08(tue)
主の言葉を聞け、イスラエルの人々よ。主はこの国の住民を告発される。この国には、誠実さも慈しみも、神を知ることもないからだ。(Hos4:1)
徴税人は遠くに立って、目を天に上げようともせず、胸を打ちながら言った。「神様、罪人のわたしを憐れんでください。」(Luk18:13)
私の黙想:
神を知るということが「誠実さと慈しみ」の土台である。誰に対して何に対して「誠実」であるのか。「増税に命をかける」指導者たちの元にいる国民はたまったものではない。「神と富(マンモン)とに仕えることはできない」 (マタイ6:24)。

losungenj 2012.05.09(wed)
憐れみと赦しは主である神のもの。(Dan9:9)
わたしたちの救い主である神の慈しみと、人間に対する愛とが現れたときに、神は、わたしたちが行った義の業によってではなく、御自分の憐れみによって、わたしたちを救ってくださいました。(Tit3:4-5)
私の黙想:
「主である神」という表現にひっかかる。固有名詞としてのヤハウェが普通名詞の神だという意味であろう。そうすると新約の「キュリオス=イエス」が神だという表現と合わせると初期のキリスト者にとっては「ヤハウェ」と「キュリオス」という2神になる。にもかかわらず、なぜ彼らは1神教に拘ったのだろうか。日本人ならば、ヤハウェさんは先祖の神さんで、イエスさんは私らの神や、で済む。私は「異端者」なのか。

losungenj 2012.05.10(thu)
聞け、イスラエルよ。我らの神、主は唯一の主である。(Deut6:4)
働きにはいろいろありますが、すべての場合にすべてのことをなさるのは同じ神です。(1Cor12:6)
私の黙想:
聖書における「神観」の要。「唯一」ということの強靱さと無・無碍。イスラエル民族の幸も、不幸も、すべてこの言葉から出てくる。二輪車より三輪車より四輪車より、一輪車の方が「自由、融通無碍」の可能性がある。ギリシャ哲学の「一者」は融通無碍である。

losungenj 2012.05.11(fri)
若者にすぎないと言ってはならない。わたしがあなたを、だれのところへ、遣わそうとも、行ってわたしが命じることをすべて語れ(Jer1:7)
あなたはキリスト・イエスにおける恵みによって強くなりなさい。(2Tim2:1)
私の黙想:
預言者エレミヤの召命の記事。預言者の人生の過酷さはここにある。語るべき内容を自分で加減できない。語るべきだと示されたら、どんなに嫌なことでも、あるいはそれが過酷な結果を産もうとも、それを語らなければならない。この世の賢者から馬鹿にされようとも。

losungenj 2012.05.12(sat)
見よ、主なる神。彼は力を帯びて来られ、御腕をもって統治される。(Isa40:10)
気をつけて、目を覚ましていなさい。その時がいつなのか、あなたがたには分からないからである。(Mar13:33)
私の黙想:
結局、人間による統治(政治)は駄目なんだという諦めの境地。ここから神による統治への願望、「神への逃避」(「神からの逃避」の反対)としての終末論が出てくる。神による統治とは人類史の終末に他ならない。何とか、人間の主体性を維持するために、そこまで行かないようにしたいと願う。

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