ぶんやさんち

ぶんやさんの記録

よくばり北海道(最終)

2010-06-09 17:16:50 | ときのまにまに
旅行の最終日は札幌の朝でした。外は本格的な雨でした。この旅行中、雨の朝は初めてです。今日の予定は、小樽の市内見物。まぁ、雨の小樽も風情があるか。さすがに、札幌市内の一流ホテルの朝食は、バイキングでもなかなか豪華でした。ツアーの3分の一のグループは昨晩は定山渓の温泉付きのホテルに宿泊し、バスはそこから出てくるので、市内宿泊組は朝食をゆっくり味わうことができました。
9時にバスが迎えに来て、小樽に向かいました。小樽までは小1時間ほど、昨日までは道北や道東の原野や山岳地帯ばかり走ってきた、わたしたちにとって札幌から小樽までのドライブは久し振りに眺める都市風景で、やっと「文明国」に帰ってきたというような感覚を味わいました。

        

小樽では、先ず有名な観光スポット、煉瓦造りの倉庫群と運河の前で第3回目の記念撮影。不思議なことに、写真撮影が終わると、雨がすっかりあがり、それから約2時間、自由散策は陽射しも強くなく、快適でした。

        

家内とわたしとは、とにかく脇目を振らずに、洋菓子の店「ルタオ」に一直線。何というか、小樽のショッピングエリアのほぼ真ん中に、堂々たる構えの店、それがルタオでした。今度の旅行に出発した直後に、奈良の孫娘からメールが入り、ルタオのチーズケーキ「ドゥーブルフォロマージュ」を買って送ってくれと頼まれたのでした。わたしも、たかがチーズケーキ、おやすいご用とばかりにOKと返事をしてしまったのでしたが、その後これが馬鹿にならない買い物だと知りびっくりしましたが、祖父の沽券に関わることで、これだけはどうしても送らねばならないと決めていたのでした。変な話し、わたしも家内も、小樽ではそれだけがほとんど唯一の目的に様になっていました。所望の「ドゥーブルフォロマージュ」もそこそこの値段ですが、それよりも送料が馬鹿になりません。という訳で、それ以外に季節限定の「マンゴー入りのチーズケーキ」も一緒に注文しました。

        

それが終わると、なに一仕事し終わった感じになり、ただぶらぶらと町の中を散策し、フクロウの彫刻の専門店やら、ガラス製品の店やら、オルゴールの店を覗きました。そこでフッと考えて、奈良に送ったチーズケーキをわたしたちが現地にいて食べないのも変な話しだと気が付き、ルタオの出店の喫茶店で、紅茶とケーキを食べました。成る程、言うだけのことはあると納得しました。

        

        

一寸覗いた六花亭では修学旅行生が溢れていましたが、面白いものを発見しました。小さなハート型のチョコレート5種類が3個づつ、合計15個が丸い缶(250円)。その名も「ありがとう缶」と「おかげさま缶」。わたしは家内に「ありがとう缶」を家内はわたしに「おかげさま缶」にそれぞれプレゼントしました。もちろん支払いは家内任せで。
街をぶらぶら歩いていると、珍しい「通り」を発見しました。「ぶんや通り」で、これは記念にパチリ。

        

昼食を取ろうと思っていたラーメン屋が本日休業ということで、お腹も空いていないし、それじゃ昼食の代わりにと、バスの中で食べるために、タレントの田中義剛氏が経営する花畑牧場の生キャラメル(プレーン、12粒で850円)を買い、バスに乗り込みました。小樽から千歳空港まではノンストップで直行。この日の走行距離は120キロ。
千歳発羽田行きANA68便は予定通り15:30に離陸、17時頃羽田着。ところが次の羽田発福岡行きANA265便は、定刻通り18:00前に搭乗しましたが、離陸待機コースで、空港側の事情で約1時間待たされ、周りが暗くなった19:00にやっと離陸できました。帰宅したのは午後10時頃でした。

        

        

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