ぶんやさんち

ぶんやさんの記録

よくばり北海道(5)

2010-06-08 13:53:14 | ときのまにまに
北見市は北海道でも東部に属し、日の出はかなり早く、午前3時頃にはすっかり明るくなっていました。朝風呂にゆっくり浸り、満足しました。温根の湯(おんねのゆ)の「オンネ」とはアイヌ語で「大きな湯」という意味で、湯量が豊富なことを意味するとされています。ここには2万本に1本の割合で白樺に寄生するキノコ、カバノアナタケのエキスを入れた温泉があります。ほんのりと椎茸の香りがする温泉で薬効がありそうでした。

        

        

朝食のバイキングも品数が多く満足しました。7時40分にはホテルを出発し、北海道のほぼど真ん中を東から西へ、山岳ドライブ、車窓からは時々キタキツネの姿を見たり、広々した牧場で結ったりを寝そべっているホルスタイン(牛)たちを眺め、美しい丘で有名な美瑛の町々を通り抜け、小高い丘の上に立つ花園「四季彩の丘」で30分ほど停車して景色を味わい、美味しいコロッケをほおばりました。ただ、残念ながらラベンダーやツーリップの花は未だ植え付けられたばかりでしたが、ここから眺める遠い山の景色は格別でした。

        

        

        

しばらくの休憩の後、倉本聰監督のテレビドラマ「北の国から」(1981年から2002年にかけて放映)の舞台になった富良野平野をとおり、昼食は北富良野で有名な松尾のジンギスカンに舌鼓を打ちました。

        

        

ゆっくりとした昼食の後、今度はどこをどう走ったのかよく分かりませんが、原野に近い林の中でバスは駐車し、そこから15分ほど歩いたところに「青池」という観光スポットがありました。観光スポットといってもここは未だほとんど知られていない「観光穴場」、阪急交通社としても初登場ということでした。ここが注目されはじめたのはテレビ番組「ナニコレ珍百景」で取り上げられたことによるとのこと、駐車場も、案内板も急拵えという感じでした。「青い湖面の神秘の池」といわれるだけのことはあります。なぜ、水が青いのかということや、水の中から木がニョキニョキ生えている理由は何かということについて、ガイドさんはいろいろ説明していましたが、ともかく非常にきれいな景色で、うっとりする感じです。

        

        

        

そこから約4時間、層雲峡を通り抜け、石狩川に沿って走り、道央道を経由して札幌市内のテレビ塔の近くの札幌東武ホテルに5時半頃到着しました。札幌市内は、この旅行を通して初めて雨らしい雨が降っていました。到着後、ホテルで荷を解き、自由時間。雨の札幌を散歩して、札幌駅の構内にある回転すしで夕食。安くて、美味しくて、大満足。

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