ぶんやさんち

ぶんやさんの記録

事務所費疑惑についての疑惑

2010-06-12 16:39:55 | ときのまにまに
政治家の個人後援会の事務所について経費については、曖昧なところがある。ある意味でそれはさまざまな個人的事情により、あるいみで仕方がない部分がある。その意味では、すべての政治家について「事務所費について誰かが「疑惑がある」と言えば、一応「疑惑らしいもの」が出てくる。
問題は、それを暴き立てる政治家とマスコミと、それを面白がる大衆である。いま、民主党の大臣が連日のように「怪しい」「怪しい」と連呼されている。これだけ連呼されれば、本当に怪しいと思ってしまう。自民党の議員たちは、大物と言われている議員までも、「疑惑」を口にする。もちろんテレビカメラの前で。マスコミは、それを繰り返し流す。
「疑惑がある」という言葉は、非常に簡単である。誰でも、誰に対しても「疑惑」をもつことが出来るし、口にすることが出来る。普通のセンスで言うならば、たとえ個人的に「怪しい」と感じても、確証がない限り、口にしないものである。ところが、政治家やマスコミは違うらしい。さらに、それを「政治とカネ」の問題と括ってしまうと、何億円という疑惑も、何十万円という疑惑も「政治とカネ」と言ってしまえば、大問題になってしまう。
この問題の深刻さは、「疑惑」が晴れても、それを誰も報道しないし、疑惑を糾弾した連中の謝罪が一切ないということである。なぜなら、それは「疑惑」にすぎなかったので謝罪の必要はないということなのであろう。こんな理不尽なことがあるだろうか。蓮舫さんは事務所費報道について、自身のホームページできちんと説明している。そこにはいささかのケアレスミスさえ存在しない。ただ、自宅を事務所にしたということだけで、それは違法でも疑惑の対象になることでもない。どこかの卑劣な奴が、ただ自宅を事務所にしているというい事実を根拠の邪推しただけである。ある意味で、それは「馬鹿なこと」で済まされることではあるが、済まないのはそれを「疑惑」としてマスコミに載せた連中と、それを事実も確認せずに口にして拡大した野党の議員たちである。
その説明を読んでも、未だ疑惑を持つとしたら、もう何も話す気にはならないであろう。
http://renho.jp/archives/1852.html

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