曇り空にも時々薄日が射し、お出かけには最適な一日。
井の頭公園はSWを楽しむ人で賑わっていた。
事前に井の頭自然文化園でお祝いイベントがあることを知っていたのだが、着いたのは13:30位。
はな子ゾウ舎の運動場前はたくさんの人達で大変な人気。
お祝い会のイベントには参加せず、はな子さんの前にズーッといた。
オリジナルタオルを買って第二部に急いだが、資料館が分からず遅れて入った。
立ち見の位置で、今年からまた井の頭自然文化園に異動し戻った山川宏治さんの説明を聞き入っていました。
途中からだったので分からないが、インド象は約150年前に日本に連れて来られていたそうです。
その当時は見世物で大当たり、飼育方法も分からなかったでしょうね。
動物園のゾウとして始めて飼われたのは上野動物園。
当時はオスは凶暴ということで鎖に繋がれて飼われたそうです。
このあたりから初代「はな子」とだんだん重なってきます。
そして話題はゾウの年齢は人間に換算すると何歳?というテーマになりました。
ゾウの平均寿命は日本人の換算率から約1.3倍ということで、62歳は約80歳相当という見解を出しています。
また今のはな子を見ていると80歳の高齢とは見えず健康状態も良く異常はないので、
人間もゾウもほぼ同じ年齢域で性成熟期を迎えるので日本女性の60歳代と同等域ではないか、とも言っていました。
このあたりが本当に面白いです。
みんなで動物学者のように色んな見解を出しましょう。(一緒に生活できないので無理ですね)
最後に山川さんへの質疑応答がありました。みんな足蹴く通っているはな子ファンなので、質問内容は大変面白かった。
Q:7年ほど前に「はな子」に5本のバナナを持って行った。
「はなちゃーん食べて!」と言うと、鼻を振り片足をあげブラブラして催促し皮のまま食べた。
5本目まで同じようなポーズをし喜んで食べた。本来のバナナの皮付きを刻んで食べさせられないか?(今は使える歯は1本)
A:以前プロセッサーにかけ皮もあげたが消化に悪くそのまま排泄した。手間ひまかけても消化に悪いのでやめた。
Q:再び山川さんに会ったはな子は覚えていたか?
A:係りには、位(くらい)があるので近寄らない(はな子が混乱する)。誰もいなくなった時の取材で、ドキドキしながらはな子に近寄った。
はな子は覚えていたのかどうか分からないが、振り飛ばされることはなかった。
Q:旭山動物園みたいに遊び道具を増やせないか、例えばサッカーボールなど?
A:最も同感。初めは興味をもつかもしれないが、必ず最後は破壊するので、口に入れた場合大変危険。遊び慣れたごろ見計らって、お願いして取り上げないといけない。
☆もっと面白おかしく説明して下さいました。
はな子をもっと知りたい方は → <Hanako.net>
以前はこんなにすぐ分かるサイトはなく、「月の雫」の葛西瑞絵さんのサイトでお世話になりました。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
はな子さんの1日のご飯です。
バナナ18㎏、サツマイモ5㎏、リンゴ5㎏、キャベツ5㎏、人参5㎏
青草24㎏、干草3kg、ヘイキューブ7.5㎏、食パン3斤
飲み水80~100ℓ、他(ポカリスエット)
いつもはこんな感じで過ごしているのでしょうね。
静かな正門入り口:左側