博文(ひろぶみ)通信

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12月定例会一般質問原稿⑩

2013-01-09 18:22:50 | 日記

<新聞掲載記事より>

汚染土壌、防水対策せず 福島・音楽堂の除染現場

 福島市が発注した同市音楽堂敷地の除染作業で、作業で生じた汚染土壌などが厳重な防水対策が講じられないまま年末年始の間、敷地内に保管されていたことが5日までに分かった。
 環境省は除去土壌の保管について、汚染土壌の流出防止のために防水シートなどで除去土壌にできるだけ雨が掛からないよう措置することをガイドラインで求めている。このため市は同日までに汚染土壌を詰めた大型土のうにブルーシートを掛ける応急措置を施した。
 市の担当者らによると、音楽堂の除染作業は昨年12月初旬から今年3月中旬までの工期で実施予定で、はぎ取った土壌は敷地内に掘った穴に、遮水シートで土のうに水が浸透しないようにして保管する計画という。今回の作業は年末年始と工期が重なったため、はぎ取った土壌を土のうに袋詰めした状態で、特別な措置を行わず仮置きをしたという。
 市の担当者は「作業工程の途中で年末年始の休日となり、長期の保管でないため、やむを得ず一時的に現場に土のうを置いた。土のうはある程度防水効果があり、汚染土壌の漏出はないが、今後改善したい」などと釈明している。
(2013年1月6日 福島民友ニュース)

*私のアパートから徒歩で3分のところに音楽堂があります。除染作業をしていることは分かっていましたが、保管に問題があったとは。楢葉町や飯舘村などでも手抜き除染が行われていました。国の監視強化と元請けゼネコンの除染物の管理体制強化が求められますね。特に新政府に対しては、今までの諸課題も含めて早急な要望・要請活動の必要性を議会で確認しました。

 

さて、昨日の続きです。

質問:それでは、(2)全国学力テストについて質問いたします。今年度の全国学力テストが小学6年生と中学3年生を対象に、4月17日に一部の学校を選ぶ抽出方式で実施されました。抽出調査の対象校以外の学校については、学校の設置管理者の希望により、抽出調査と同一の問題の提供を受け調査を利用する、いわゆる「希望利用」することができるとなっていますが、まず今年度の全国学力テストの参加状況についてお伺いいたします。

教育長答弁:お答えします。ちょっと前置きをさせていただきますが、震災前は浪江町立の小中学校では抽出調査対象校に該当しなかった場合は希望利用、そういう形で全校参加するという形をとっておりました。被災後の動きですが、23年度は被災ということで、この全国調査は見送りになりました。24年度、1年おいて再開したわけですが、今年度につきましては従来とは違うということで、被災、避難先でもいろいろな需要がありますので、参加については学校の判断を尊重するということにしたわけでございます。その結果、抽出から浪江小学校が漏れたんでございますが、希望調査ということ、従来と同じ方法をとったと。一方の浪江中学校は抽出対象となりましたが、結果的に辞退しました。これは少人数ながら非常に多様な生徒が今おりまして、全国的な尺度をあてるよりは、日常的な指導の中で評価を積み重ねて少人数指導の成果を目指すほうが、子供たちにとってもいいんじゃないかと、そういう判断をしたという説明を受けたものですから、それを了承したというのが経緯でございます。

 

この続きは明日ですが、最後となります。

*今から、行政区の三役と区総会の打ち合わせがあります。当然、を飲みながらですが。