博文(ひろぶみ)通信

浪江町の今をできる限り発信!

アパートの小1女の子

2012-11-05 19:15:09 | 日記

 16世帯が入るアパートに私は住んでいます。私を除く15世帯中、知っているのは同じ浪江から避難している1世帯のみ。まったく住民同士、繋がりが希薄な都市部ではよくあるアパートです。

 夕方、散歩に出かけようとしたときのことです。

何度かみかけたことのある、4軒隣の小学1年生の女の子が、ポツンと一人で寂しそうに玄関前に立っていたので、

「こんにちは。一人でどうしたの?」  変なおじさんに見られていないかと

「お母さんが仕事から帰ってくるのを待ってるの」  答えてくれた

「お家に入れないの?」

「カギをお家の中に忘れたの」  「カギッコ」らしい

「何時に帰ってくるか分かる?」  またまた変なおじさんに見られていないかと

「分かんない」

「お母さんの携帯番号分かる?」

「分かんない」ーー  困ったなぁ

「お母さんが帰ってくるまでオジサン家で休んでいる?」  またまたまた変なおじさんに見られていないかと

「お母さんから『知らない人のお家へ行っちゃダメ』って言われてるの」   悲しいかな今どきの教育は・・

 

 30分ぐらい2人で待っていましたが、帰って来ないため歩いて1分の学校へHELP。事情を説明し預かってもらい、予定の散歩へ。

たった今、若いお母さんと女の子がお礼を言いに訪ねてきました。しかもケーキを持って。

女の子に「いつでも言いから遊びにお出で」と話すと「ニコッ」と。ヤッター!変なおじさん解消

 

アパートの皆さんと交流したいのですが、ほとんどが若い人たちで、あまりご近所づきあいを望んでいないのかなぁと・・・・。

そう思っても、今日あったことは「一歩前進」したような気がします。

 

 


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