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レース展望と回顧、馬券術について

4/18(木) 福島牝馬Sの展望

2024-04-18 | 分析
 今日は土曜の重賞、福島牝馬Sを検討してみます。前走中山牝馬S組が多数参戦して再戦ムードですが、他にも実力馬がいて、上位拮抗の大混戦です。どの馬が混戦を断って、次のヴィクトリアMに進むのか、楽しみなレースです。
 
 以下、過去10年間の3着以内馬の傾向を見ていきます。
 
1)前走(ステップ) ※( )内は今回該当する馬で、〇数字は単勝人気順
 〇中山牝馬S  14頭 シンリョクカ⑥3着 フィールシンパシー⑪4着
                コスタボニータ③5着 タガノパッション⑨6着)
 〇愛知杯    3 エリカヴィータ⑩10着 ウインピクシス④13着 
 〇初音S    2頭 (*該当なし
 
 ちなみに、間隔で最多なのは、前走中山牝馬S組の中5週ですが、意外に目につくのが中3・4ヶ月です。今回のメンバーでは、愛知杯組の2頭エミュー(中山金杯⑪17着)グランベルナデット(初富士S③1着)が該当します。
 
2)年齢 ※頭数は延べ数
 〇4歳 8頭   〇5歳 15頭   〇6歳 6頭   〇7歳 1頭   
 
3)血統
 父サンデー系母系ノーザンダンサーか、最近では父キンカメ系と母系サンデー系の組み合わせも目立ちますので、このパターンで拾っておきます。
 
 ・カヨウネンカ:ゴールドシップ(ステイゴールド系)/母父ゼンノエルシド
 ・エリカヴィータキングカメハメハ/母父フジキセキ
 
4)JRAホームページのデータ分析
 JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
 
 ①単勝①人気が10連敗中:二桁人気も連に絡む波乱の一戦
 ②優勝馬はすべて前走GⅢ:中山牝馬S組が多いが、最近は他のGⅢ組にも注意
 ③近年は大型馬が活躍:500㌔以上の馬の3着内率50%
 
 前走GⅢで馬体重500㌔以上の馬はいません(比較的重いのはタガノパッションとファユエンあたりです)。
 
5)宮田式バイオリズム
 ・エミュー       3・0・0・8
 ・タガノパッション   2・2・8・11
 ・トーセンローリエ   3・2・0・3
 ・ファユエン      4・0・1・14
 ・ライトクオンタム   2・0・1・4
 
6)結 論  
 人気になってもやはり前走中山牝馬S組から中軸を選ぶのが筋で、コスタボニータシンリョクカあたりが妥当なところではないかと思います。5歳優勢のデータにしたがえば前者ですが、前走の着順を評価すれば後者です。宮田式バイオリズムが悪くないので、ここはシンリョクカの方を中心にとってみます。阪神JF⑫2着以来、人気先行のきらいはありましたが、前走3着でようやく光明が見えてきました。比較上①人気になってしまうとちょっと困るのですが、ここはクラシック路線を進んできた実力を発揮して、来月のヴィクトリアMへと視界を開く絶好のチャンスと見ます。相手は、コスタボニータなど中山牝馬S組に加えて、エミューを狙ってみたいところです。勝つか負けるかの馬ですが、すでにGⅢ勝ちの実績がありますし、距離1800は2・0・0・0ですから、ここは逆転があってもおかしくありません。あと、穴っぽいのは福島2・0・0・2のウインピクシスではないかと思います。
 ということで、今日は、
 シンリョクカ 〇コスタボニータ ▲エミュー △ウインピクシス でまとめておきます
 
 明日は金曜なので、追い切り情報を集めてみます。
 本日もお読みいただきありがとうございました。早朝からあちこちで機械音が聞こえてきます。田植えで農家さんたちはみんな忙しそうです。天気が続くとよいのですが……。どうか無事な一日であるよう祈ります。

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