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5月4日 2日目 PART4 能登半島最先端、禄剛崎
ルート:見附島→(R249)→珠洲→(県道28)→禄剛崎
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見附島を出発し、珠洲市内を越えると、いよいよ奥能登観光のハイライト、「禄剛崎」を目指す県道28号線に入る。バイクに乗っていると、どうしても岬、特に最先端とか最北端とかいう場所へ行きたくなる。しかも行って同じ道を戻るのはタブー、ぐるっと1周するのが基本。ちなみに「禄剛崎」は、ボクの使っている「ツーリングマップル(13年前のリング式)」には灯台があることしか書いていない。写真で紹介されていないから、特に初めて行く場所はどんな所なのか期待が膨らむ。県道28号線は道路改良の半ばなのだろう、素朴な漁村の中を走っているかと思うと↑の写真のような立派な道を走っていたりする。天気がいいので、哀愁は感じないが、これが冬景色の中なら、哀愁漂うツーリングになっていたと思う。
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禄剛岬近くの港にて。
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道の駅狼煙にバイクを置いて、10分ほど丘を登ると、「禄剛崎」の灯台広場(?)に出た。昨日通った「越前岬」は、本当に岬かと思うほど呆気のないところだったけど、ここは丘の上に灯台がそびえ、ボクのイメージする岬そのものだった。天気がよく観光客も多い。「能登半島最北端」の碑は、入れ替わり立ち代わり、記念撮影をする観光客で、うまく写真が撮れないほどだった。
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さすがに最先端だけあって、大海原が広がるのみ。この日は、ポッカポカ陽気というよりホッカホカ陽気だったから、この景色を見ていると気持ちがいい。「かもめ」も気持ち良さそうに飛んでいた。
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岬にはこんな看板があった。プサンやウラジオストックは800㎞を切っているのか・・・こんなに天気が良くても見えなかったけど、もし陸続きで高速道路が走っていたら、8時間ほどで行けると思うと、結構近いんだなぁと思った。