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5/4、/5の1泊2日の「安芸灘とびしま海道をゆく」ツーリング。穏やかな瀬戸内海を巡るツーリングとなりました。
PART1 渋滞を避けて広島入りを目指す
1日目 5月4日
ルート:自宅(奈良・橿原)→(県道30・R165他)→柏原IC→(西名阪・阪神高速)→住吉浜IC→(ハーバーハイウェイ)→
京橋IC→(阪神高速・山陽道)→尾道IC→(R184)→尾道→(R2・185)→竹原
G.W.後半の5/4。朝7時に自宅を出発する。中国道は宝塚トンネルを先頭に渋滞しているのは分かっていたから、今回は阪神高速で神戸回りで山陽道へ入るルートを取った。バイクなので、渋滞しても「すり抜け」という方法があるが、それも長距離となると結構疲れるので・・・阪神高速も神戸線は渋滞の表示になっていたが、湾岸線は渋滞の表示なし。今回は「瀬戸内海」を楽しむわけだから、大阪港からずっと海沿いを走る湾岸線は今回の旅の目的とも合う。残念ながら黄砂の影響ですっきりとした五月晴れとはいかなかったけど、順調に神戸までやってきた。有料と思っていた「ハーバーハイウェイ」は二輪は無料でラッキー。ナビ任せで神戸線の京橋ICへ右折しようとしたら、前にポートタワーが見えてきたので、「今回のスタートの写真に」と思って撮ったのが、今日のトップの写真。
京橋ICから少しだけ渋滞があったものの、新しくできた湊川JCTから山手線に入ると快調に走れる。ちなみにこの湊川JCTは神戸線の高架道路から一気にトンネルに入り(海底トンネル?)、トンネル内で180度Uターンして山手に向けて北上するという、なかなかダイナミックな道路だった。トンネル内なのに、ナビの方位磁針がきちんと南から北へ動いているのにはちょっと感動。結局、そのまま渋滞に巻き込まれないまま、山陽道に入ることができ、宝塚トンネルの渋滞をうまく回避できたと自己満足して、山陽道を西進する。
山陽道まで来れば、渋滞はないだろうと踏んでいたのに、竜野から先、瀬戸SAまでの間で3ヶ所も事故が発生していて、そのうち1ヶ所は5台ほどの車が関連した玉突き事故。それまでの区間でも、トンネル内で急に速度が低下してヒヤッとした思いをしていたから、交通量が多くなるにつれて事故も多くなる現象を目の当たりにした思い。福山東ICから福山西ICの間でも自然渋滞が発生して、合計距離にして20kmくらい渋滞に巻き込まれてしまった。
まぁそれでも時間があったので、尾道ICで高速を降りて、尾道駅に行ってみた。「尾道ってこんな高層ビルが建っていたっけ」と思わせるほど再開発が進んでいてビックリした。まぁこの駅舎自体は昔と変わっていないけど、駅前広場もきれいになっていた。目の前に瀬戸内海が広がり、渡船乗り場があるのは、昔と一緒と思う。ちなみに昔ここに来たというのは、しまなみ海道が全通する少し前だから15年ほど前だろうか。
せっかく尾道まで来たのだから、「尾道ラーメン」を食べてみようと走ってみる。新尾道駅から少し南に走ったところに20~30人くらい行列のできているラーメン店を発見!おそらくおいしいのだろうけど、「入るのに何分くらい待たされるのだろう」と思いパス。そのお店の北側にもいかにも昔からあるラーメン店が建っていたが、こちらはお客様が少なそうなのでパス。結局、その向かい側にあった小洒落たラーメン店に入ってみるが、「尾道ラーメン」というのぼりが立っているのに、「博多ラーメン」って書いているではないか 「博多ラーメン」店で食べる「尾道ラーメン」。まずくはなかったけど、ちょっと失敗したかなぁ・・・グルメには眼のないボクを認識させられる。しかもそのお店を出て、向かい側の昔からあるラーメン店には数人並んでいたし・・・まぁここは今晩泊まる民宿の夕食に期待をして、先へ進むことにする。
R2沿いにはJR山陽本線が並走する。この辺りの鈍行列車は3両編成。のどかなものである。
三原市からR185に入ると、一気に交通量が少なくなって、瀬戸内ローカルの風情となる。黄砂が邪魔をして、すぐそこに見える離島すら、うっすらとしか見えない。これがなければ、もっと気持ちのいいシーサイドランになるのに・・・右側に見えるのはJR呉線。本数が少なく、すれ違うことはなかった。
このままだと早くに今日の宿に着いてしまうので、「竹原江戸の家並み」を散策してみることにした。例によって、事前調査は全くしていないが、ツーリングマップルに書いてあった「照蓮寺」というお寺にナビをセットして向かった。かなり有名な観光地なのか、「駐車場」という案内板に沿って向かうと、小学校の校庭の臨時駐車場へ通された。小学校の校庭はもちろん砂。R1200GSで小学校の校庭を走れるとは思いもよらなかった。その校庭いっぱいに、車が駐車していて、今日は何かの行事でもあるのだろうか。ここから歩いて「江戸の家並み」地区まで行くことにする ・・・つづく