HIRO-P'S ROOM

撮影場所:富山県 相倉合掌集落 2024年11月

2010年新春ツーリング四国 3日目

2010-02-01 22:45:06 | バイクロングツーリング


 今日から2月。今日は夕方から雪が降ってきて、ボクの住んでいるところでも珍しく雪が積もりました。先日から暖かい日もあったから、急に冷え込んで体調管理には注意したいところです。さて、年始に行った「2010年新春ツーリング四国」も今日で最終日。久しぶりに今回は最後まで書き上げることができました(笑)。

1月4日 3日目

ルート:北川村温泉→(R493)→奈半利→(R55・室戸スカイライン)→室戸岬→(R55)→牟岐
→(南阿波サンライン)→日和佐→(R55・県道24他)→徳島港~(南海フェリー)~和歌山港
→(R24・紀ノ川広域農道)→高野口IC→(京奈和自動車道)→五條北IC→(R24他)→自宅(奈良・橿原)
距離:264㎞





 最終日、朝風呂に入った後、和食の朝食を頂く。川側の席を用意していただき、ゆったりと頂くことができた。バイクは玄関横の夜露の当たらない場所に入れていただき、スタッフの対応もよく、気持ちよく過ごすことができた。貸切風呂など全く予想していなかったサービスもあり、この金額(確か1泊2食で7,500円)でよくやっておられると思った。温泉の湯質もよかったので、またこの辺りを訪れる機会があれば利用してみたい。



 出発までのひと時、宿周辺を散歩した。宿の前には奈半利川が流れる。水泳場もあり、夏場は子供たちの声が聞こえてきそうだ。その川には鉄道を思わせる赤い鉄橋が架かっていて、渡ってみる。軽トラがギリギリ1台通れるくらいしかない鉄橋は柵も低く、結構スリルがある。家へ帰ってから宿のパンフレットを見たら、本当に、昔森林鉄道が走っていたそうだ。



 その鉄橋から川面を眺める。ようやく山肌から朝日が見えてきたので、出発することにした。



 北川村温泉を出発した時は、R1200GSの温度計は0℃を差していたが、奈半利の町へ向かうにつれて、どんどん上がってきた。途中、前回紹介した高速道路に乗ってみた。昨日通った道とは比べ物にならないくらい立派で、トンネルで一直線に海へ向かっているのが分かる。ボクの家の近所にも無料の高速道路があるが、交通量がほとんどなく、本当に大丈夫なのか疑ってしまった。
 奈半利から室戸岬へ向かうR55は海がキレイで絶好のツーリング日和となった。室戸スカイラインを駆け上がり、展望台で休憩する。



 足摺岬と違って、観光客の姿がほとんどない。前回車で来た時もそうだったが、もっと観光地化されていると思ってくると、拍子抜けしてしまう。



 室戸岬は海岸線に降りることもできる。この辺りは台風銀座で、この時は穏やかだったが、険しい岩がそれを物語っているかのようだった。



 室戸岬を後にして、徳島を目指して走る。徳島からは時間次第でフェリーで和歌山へ渡るか、鳴門大橋、明石海峡大橋を渡って帰るか決めることにした。途中、双子岩か夫婦岩か忘れたが、景勝地があったので行ってみた。何回もこのルートは走っているのに、新しく名所を見つけることもある。



 R55を北上し、道の駅宍喰温泉で昼食を取った。高知では「龍馬伝」の宣伝看板が多かったが、ここでは連続テレビドラマ「ウェルかめ」の宣伝看板が立っていた。残念ながら低迷の続くNHKの連ドラで、ボクも見ていないが、看板の説明によるとこの辺りが舞台になっているそうだ。この辺りは確かウミガメの産卵地もあって、それに関係したドラマになっているのか・・・残念ながらそのドラマを見たことがないので、何ともいえない。
 牟岐からはちょっと寄り道して、「南阿波サンライン」を走ってみた。以前、徳島方面から室戸岬方面へ走ったことがあり、今回は逆ルートとなった。牟岐からは案内看板がほとんどなく、行くのに少し迷ったが、走ってみると太平洋を見ながらの、なかなかゴキゲンなワインディングが続く。R1200GSは、こんなワィンディングも得意なようで、まだまだ乗れていないボクの運転でも素直にコーナーを曲がっていく。安心して走ることができた。





 「南阿波サンライン」には4箇所の展望台があり、その内の2箇所に寄ってみた。室戸岬以上に観光客が多いのは、徳島に近いからだろうか。気温は10℃を超えていて、バイクも5台ほど停まっていた。今回のツーリングで一番バイクが集まっていた場所だった。R1200GSは、この大柄で背の高いデザインゆえに、かなりの注目度がある。まだバイクに乗れていないから、注目されなくていいのに・・・と思ってしまう。



 徳島市内に入り、渋滞に巻き込まれたものの無事徳島港へやってきた。ここで、鳴門大橋、明石海峡大橋で帰るか、南海フェリーで帰るか迷うが、ちょうどフェリーの出航時刻に間に合ったので、久しぶりに南海フェリーで帰ることにした。徳島と和歌山を2時間で結ぶ南海フェリー。名前の通り南海電車が運航するフェリーで、和歌山港からは難波行きの特急に連絡する、今となっては珍しくなった鉄道連絡航路でもある。残念ながら高速道路通行料1,000円の影響と、昨今の燃料高の影響で本数が少なくなったが、ボクの乗った徳島港16時35分発の便は満員盛況だった。





 徳島港を出航した南海フェリーは、紀淡海峡を通って和歌山港へ向かう。紀淡海峡の潮の流れが速いのか、結構フェリーが揺れる。途中、甲板へ行って淡路島を見ることができたが、強風とフェリーの揺れで波しぶきが甲板にいてもかかるので、早々に退散した。気候が良ければ気持ちがいいのだが、今回はそんな気には全くなれなかった。





 和歌山港に着くと日もどっぷりと暮れて、肌寒くなってきた。ここからは岩出までR24を走り、紀ノ川広域農道、京奈和自動車道と走って自宅へ帰る。京奈和自動車道は年末に走ったので、今回で2度目となったが、橋本市内、五條市内の走行がパスされるから、なかなか快適。唯一の不満といえば、追越できる所が1箇所しかなく、一度遅い車が現れるとずっと遅いまま走らなければならないことくらい。結局、帰宅は21時前となった。

 R1200GSでの初めての長距離ツーリング、無事帰ってくることができました。さすがにこの巨体を自由に操るまではまだまだ程遠いですが、フルパッキングで3日間走って、かなり快適なバイクであることが分かりました。安定感も高く、2日目のように雨が降られても安心して走ることができ、よくできた旅バイクだと思います。まぁこのバイクでダート林道まで走ろうとするには、まだまだ修行(?)が必要だと思いますが、少しずつ乗りなれて、どんな道でも走れるようになりたいものです。



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