ここ数日は体調不良で気分のすぐれない日々を送っていました。なので、今日は23日に行った、伊賀鉄道の話題。久しぶりの鉄道ネタでどうぞ。
コース:自宅(奈良・橿原)→(R166・369他)→針IC→(名阪国道)→上野東IC→(R422)→名張→(R165)→自宅
前回、3月20日に訪問した伊賀鉄道(記事はこちら)。その後、登場から50年近く経過して老朽化した電車を置き換えるために、東京の私鉄から中古車を購入する報道があった。近鉄から分離した伊賀鉄道に近鉄以外の車両が入るのか本当なのか疑問を抱いたがこれが本当となり、いよいよ置き換えの時が来たようなので、再訪問してみた。今回も機動力が発揮できるバイクで、上野までひとっ走りしてきた。
この日は天気がいいと思って出かけたものの、晴れているのに雨が降ってきたり、針IC付近の脇道では雪が積もっていたりと完全な冬の天気。前回訪問した猪田道駅もどんよりと曇った天気となっていた。前回と違うのは、カメラマンの多さ。旧型電車の走り納めを撮ろうとしている鉄道ファンなのか(ボクのその一人なのだが・・・)。明らかに乗客よりも多い。今回は、駅前にバイクを停め、田園の中から対向する電車を撮って見ることにした。
1本目。猪田道駅発15時15分、下り伊賀神戸行き。前撮影したピンクの「忍者列車」とペアになるグリーンの「忍者列車」。
2本目は、猪田道駅発15時30分上り上野市行きのはずだったが、それよりも前に踏切の警報音がなり、また下りの電車がやってきた。これは新型電車の試運転か何かかと期待をすると、期待通り、旧型電車と比べると一回り大きな新型電車が入線してきた。試運転と思った電車は伊賀上野行きの下りで、時刻表には載っていなかったから臨時なのだろう。ここで上りと対向するようで、待ち時間の間に乗車していた鉄道ファンが大勢降りてきた。
15時30分、上り上野市行きが到着。今回撮れるとは思わなかった、新型電車と旧型電車の組み合わせを撮ることができた(トップの画像)。新型は東京の東急で走っていた車両。旧型は近鉄の車両。東急の電車を見るのは初めて。少し前まで近鉄の車両と東急の車両が並ぶとは夢にも思わなかった出来事なのだが、こうやって見るとおもしろい。2両編成ということもあって模型の世界のようにも思えた。
新型電車は「新忍者列車」として運行されるようで、車体の前面、側面にも忍者が描かれている。夜見るとちょっと怖そうな感じもするが、なかなかユニーク。今後の増備車は、また違うデザインで楽しませてくれるのだろうか。
3本目は、猪田道駅発15時52分発の下り伊賀神戸行きと上り上野市行きの対向。これは正規のダイヤで旧型電車同士の対向となった。1本目撮ったグリーンの「忍者列車」と2本目に撮ったピンクの「忍者列車」の対向。今回は3本とも「忍者列車」で、近鉄オリジナルのマルーン色と、その後登場した濃グリーン色の車両が撮れなかったが、今後、貴重になることは間違いない。近いうちに他の色も撮りに来れたらと思う。
猪田道駅は前回も紹介したように、田園地帯の中に、古くからの駅舎と農協の倉庫が残る素朴な駅。今回はCB400Four (NC36) で訪問したが、このバイクもレトロなので、このような風景の中にはうまく溶け込む。いつまでも残っていてほしいところである。
前回と同じく名張経由で帰るも、名張市内でしっかりとした雨に会ってしまい、CBにとっては5年ぶりくらいの雨の中のツーリングとなりました。この日の朝、洗車したのにドロドロになってしまって、しかもこの日の晩から体調を崩してしまい、ツーリングとしては全くツイていないツーリングでした。