今日ツーリングで行った十津川ツーリングPART2。今回は意外な結果になってしまいました。
PART2で紹介するコース
奥千丈林道入口→(奥千丈林道)→護摩壇山→(龍神スカイライン)
→龍神温泉・・・のはずでしたが、結果は読んでみてくださいネ
奥千丈林道
今回のツーリングのハイライトである「奥千丈林道」。PART1でも書いたように、詳しい道路状況が分からず、ボクも行ったことのない道ということで、結構ハラハラドキドキしながら進みました。
↑クリックすると奥千丈林道の案内板になります。
ここから奥千丈林道になります。ここまではまだ集落があって人の気配がしましたが、ここから先は全くなし。ちなみにゲート類は一切ないものの、3月31日迄冬季通行止め。理由は「落石、崩落、積雪の恐れ」で「通行止め期間内の事故に関しては一切の責任を負いません」と看板に書いてありました。要は自己責任で行ってくださいって感じか。今年は暖冬だから積雪の恐れはないにしても、「ツーリングマップル」には「ダート残る」の文字があるから、路面は気をつけて前へ進みます。
↑クリックすると谷側の画像になります。
護摩壇山に向けてどんどん標高を上げて行きます。ガードレールがない区間が多く、落ちたら谷底へ一直線まぁ落ちたら一生発見されないでしょう・・・慎重な運転が求められます。よく見ると山肌に雪が残っているようです。平地では桜が咲きそうな時期なのに、やはり山をナメてかかってはいけません。
一応は通行止めの道なので、細かい落石が多く、場所によっては、斜面の砂がコロコロ落ちてきたりと予断を許さない道ですが、この林道は展望が広がっていて気持ちがよく、標高を上げるにつれ、空が近くなっていく気がします。これで道路状況さえよければ、かなりいい観光道路になりそうな感じです。
↑クリックすると別画像になります。
ガードレールの無いところから撮るのはなかなか怖いのです。↑の画像もちょっとぶれてしまっています。
と、こんな感じでハラハラドキドキしながら、R168の分岐から約30㌔走ってきたのに、ゴールの護摩壇山まで、あと10㌔ちょっとの地点で、なんと積雪。う~ん、「ここまで来たのにちょっと折り返すのもどうか」と思って、歩いてみると凍結していて、ただでさえも歩くのが困難な状況。距離にして10㍍ほどなんですけどね。近くに転がっていた石で道路を削ってみるも効果は無し。轍の部分だけでも、凍結していなかったら進めるのに・・・まぁこんな人気の全く無いところで転倒しても、助けに来てくれるのが何日後になるか分からないから、これにて退散です。
でもこの時期に雪で進めなくなるとは夢にも思わなかったなぁ・・・恐るべし奥千丈林道です。
折り返し地点からの展望。あと10㌔ちょっと進んだらゴールだっただけに非常に残念。しかもここからR168までは1時間以上走らないと戻れないし・・・もっと暖かくなってからリベンジしましょう。
ちなみにこの林道に入ってからすれ違った車は0台。もちろんバイクも0台。人は途中の作業をしていない工事現場でじっとボクを睨んでいた怖そうなおっさんが1人。動物はこの折り返し地点の少し手前に撃たれたか、襲われたかして死んでいた野生の鹿が1匹(←かなりドキッとしました)。要はこんなところで何かあっても、誰も助けに来てくれないってことです。天気が良かったのは幸いでした。 つづく・・・