HIRO-P'S ROOM

撮影場所:和歌山県串本町 橋杭岩 2024年3月

鈴鹿2&4 応援ツアー

2012-04-23 23:41:51 | バイクショートツーリング


 先週4月15日(日)、モトラッドミツオカさん主催の「Team Motorrad 39 応援観戦ツーリング」に参加してきました。今年2月26日に引き続いてのサーキットイベント、今回は、その時にトークショーや走行会の先導を務められた酒井選手が、今季から「Team Motorrad 39」としてBMW S1000RR で参戦される初戦として、鈴鹿2&4のJSB1000レースに出場されるということでの応援ツーリング。前回のようなMyバイクを持ち込んでの走行は、レース終了後に1周するだけですが、このチームのピット内に設けられたブースに入り、観客席からは味わえない、臨場感のあるレースを楽しもうという今までにない経験ができたイベントでした。

 コース:自宅(奈良・橿原)→(西名阪道、近畿道)→茨木→(名神高速・新名神・東名阪)→亀山IC→鈴鹿サーキット 鈴鹿2&4観戦
      →関IC→(名阪国道他)→自宅
 距離:300km





 今回のイベントは鈴鹿サーキットで開催されるので、現地へは名阪国道を使えば2時間で行けるのですが、今回はディーラーのイベントなので、集合は茨木市のモトラッドミツオカ。しかも集合は早朝6時30分!朝4時30分起きの5時30分出発で、ひとまず西向いて走ります(今日の目的地は東)。松原JCTから方角が北になり、集合時間に間に合いました。もうほとんどの参加者の方が集合されていて、天気もよさそうだし、絶好のレース観戦日和になりそうです。
 ここからは集団走行。20台のBMWバイクが連なって名神高速を走ります。こんなに連なって走行するのは初めて。BMWバイクといっても種類は様々で、ボクの乗っているGSからツアラータイプのRT、アーバンモデルのRからレース仕様のHP2メガモト、6気筒のGTLまで、今回初めてお会いする方が多かったのですが、無茶な運転をするライダーもおらず、きちんと交互に整列して走られる様は、さすが紳士の方が多いなぁと感じました。
 草津JCTからは奈良に住んでいる者にとっては、まず走る機会のない新名神高速に入り、土山SA(↑の写真)で休憩。こんなにBMWのバイクが並んで停まっているのは、壮観でした。亀山ICで一般道に降り、ボクにとってはCの字型で鈴鹿へやってきました。

   

 鈴鹿サーキットに来るのは’10年10月以来1年半ぶり。前回は「スズカ8時間エンデューロ」という自転車レースの参戦でした(記事はこちら)。その時はピットのそばに車を停めたので、あまり実感はなかったのですが、今回久しぶりに来てみて、鈴鹿の大きさにビックリ。正面ゲートからメインストレートの下の大きな地下道を通って、「Team Motorrad 39」のピットに向かいます。BMWモトラッドの特別ブースということで、液晶テレビでレースの模様が分かり、コーヒーやジュース類も置かれて、レースクイーンのお姉さんが接待してくれるという、まさにVIP待遇(?)。これからレースに出られる酒井選手の挨拶のあと、ピットへ通されました。


↑注目の的、BMW S1000RR


↑真ん中の方が酒井選手


↑レース前の調整をされる整備の方々

 ピット内では午後一番のレースに向けて、調整作業をされていました。





 この鈴鹿2&4レースは、鈴鹿サーキット(1周5,821m)を舞台に、全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第1戦とMFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第2戦という4輪と2輪が一緒の日にレースを行うということから2&4レースと呼ばれているそうです。天気もよくて、観客席も上々の入り。早朝ツーリングは寒いくらいでしたが、汗ばむ陽気になってきました。

   

 隣のブースでは、フォーミュラニッポンのマシンの整備や、他チームのバイクの整備が行われています。



 お昼に行われたピットウォーク(この様子は後日紹介します)の後、午後一番で今回のメインイベント、MSB全日本ロード選手権(JSB1000)が始まります。ピットも決戦に向けて準備が進み、エンジンにも火が入れられて緊張感が一気に高まってきました。傍らでは酒井選手が真剣な眼差しでコースを見つめられていて、「やったるで」の気合いがマジマジと感じられ、見ている方も緊張感に呑まれていく感じがします。なんせこのマシン、市販車同様のバイクで、慣らし運転は名阪国道を制限速度ギリギリ(?)の時速60km/hで行っていたとか。そんなマシンでワークスチームを腕で脅かそうというのだから、なかなか共感できるチームだと思いますね。
 レースが始まる直前に特別ブースに戻り、液晶テレビでスタートの瞬間を待ちます。予選で11番に付けていた酒井選手は、一時9位まで上昇。LAP数は15。ボクは最初は特別ブースでその様子を見ていましたが、せっかくなので、激感エリアというコースから程近いところからその走りを見ました。速さが段違いに違います。ほとんど市販車同様と言われる酒井選手のバイクですが、他のワークスマシンを従えて先導で走ってこられて、正に圧巻でした。

  
                                                        
  

 最終LAP直前にピットに戻り、酒井選手のゴールを待ちます。最終10位でゴールインされ、ピットに戻って来られました。ヘルメットを脱ぐなり、観客である我々に握手に回られ、喜びを分かち合う姿は他のチームにはなく、みんなでこのチームを盛り上げていくという意気が感じられます。ボク自身もレース観戦が初めてだったので、テレビの画面を見るのとは違う臨場感あふれる光景でいい経験ができました。しかもそれがピット内で迫力満点です。



 最後はレースクイーンのお姉さまと撮影会です。VIP待遇なので、ゆったりと撮ることができました。

 この後、フォーミュラニッポンのレースが行われ、全てのレースが終了後に、先ほどまでレースが行われていた鈴鹿サーキットの体験走行会が行われました。岡山国際サーキットでの走行会とは違い、先導車付きの2列に並んでの走行会。先導車に続いて、この酒井選手が走り、その後ろを我々が走るというデモストレーション的な走行会でした。やっぱり鈴鹿のコース幅は広くて走りやすいけど、所々に急なカーブもあって、うっかりしているとえらいことになりそうなコース。ちなみにポータブルナビ、ソニーNV-U35の電源をONにして走りましたが、ちゃんとコース上を走っていました。普段サーキットなんて走らないのに、コース全体が再現されているのにはちょっとビックリです。
 ここで応援観戦ツーリングは無事解散となり、帰りは名阪国道経由で帰ってきました。レース観戦ツーリングなんて、今回が初めてでしたが、臨場感あふれる迫力のあるシーンを間近に見ることができ、また、8耐応援ツーリングも企画されているそうなので、行ってみたいですね。


 



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