今日は朝から変な天気でしたね。晴れたと思ったら風雨が強まるってくるし、寒いし・・・せっかく各地では桜の便りが届いているっていうのに、これではどこも出かける気分になれません。まぁとはいっても4月に入って初めての日曜日、先日から会社の先輩に頼まれていたヤマハの“Mate”っていうバイクのタイヤに空気圧を入れる作業とガソリンを満タンにしに行くことにしました。
50ｃｃのバイクに乗るなんて、かれこれ15年ぶりくらいじゃないかな。前回は原チャリだったから、ミッション付きの実用車に乗るのは今回が初めて。これって新聞配達の人がよく乗っているタイプですね。セルなんて付いてるわけなく、キック始動。そういやキック始動なんていうのも初めて。理屈は分かってても、実際やってみるとかからない・・・なぜ？と思ったら、チョークを引いてなかったんですね。ＣＢではチョークを引いて始動なんて当たり前なのに、今回引いていなかったのは、まだまだ未熟と反省反省。チョークを引いてキックしたら、一発で始動。とりあえず空気圧を入れるため、自宅へ戻ってきました。
空気圧を入れた後、埃を被っていたので、軽く洗車。「全くどこまでお人好しなんだよ」と思いつつ、後でちょっと乗ろうと思ってるので、少しでも御奉仕です。ちなみにこの先輩、天気のいい日は片道30ｋｍの道のりをこれで走ってこられる猛者。冬場はもっぱら車で来られるので、バイクを会社に置かれているワケですが、この方体重約100㎏ある方で、よくこんな華奢なバイクがその体重に耐えてるなぁと感心させられます。これも「ＭＡＤＥ ＩＮ ＪＡＰＡＮ」の品質なのか、この方の整備がいいのか(このバイクは元は不動車。整備は全て自前でしてるそうです)、何気に「ミシュラン」のタイヤを履いているあたり、こだわりを感じさせます。
さて午後からようやく日がさしてきたので、近所のガソリンスタンドまでツーリング？自動遠心クラッチのロータリー式のミッション。正直、頭で理解していても実際乗ってみると、さっぱり分からない・・・1速、2速、3速と入れてさぁ4速だ～とガチャンと入れた途端、ものすごい音が鳴ってスピードダウン・・・何回かやってるうちに、このバイク3速しかないことに気付いて解決！まぁ時速30ｋｍ/ｈ少々しか出てないから、こんな悠長なこと言ってるけど、後ろから車でも来てたら大変なことでした。クラッチ操作がいらないのは、一般の方にはいいんだろうけど、バイクに乗り始めてからクラッチ付きを乗っているボクにとっては、どうも最後まで馴染めませんでした。それにしても、小さいからいつもの感覚では60km/hくらいスピードでてるんじゃないかと思ってメーター見ても、35km/hだったり、幹線道路では後ろから煽られたり(左端を走っていたのですが)と、普段のバイクを乗る感覚とは全く別モノでしたね。
で、やっぱりこのバイク、こんな河川敷の狭い道を桜を見ながらトコトコ走るっていうのが一番似合ってる感じがしますね。たかだかガソリンスタンドへ行って帰るだけの走行距離3ｋｍほどでこれだけダラダラ書いてしまったけど、桜吹雪の中、他の交通に気にすることなく、マイペースに走れたのは、このクラスのバイクのいいところなのかな。先ほどの悪口を書いてしまった自動遠心クラッチも停まるかどうかの速度では煩わしいクラッチ操作から解放されて便利だし。時間があればこんなバイクでキャンプ道具一式積んで、下道でのんびりツーリングなんていうのも面白そうですね。
