こないだの休みの西国33ヵ所巡礼は、もう一か所お参りしてきました。
18番寺 紫雲山 頂法寺
本堂が六角宝形造であることから一般的に「六角堂」の愛称で親しまれている「頂法寺」。先ほどの六波羅蜜寺は京の民家建ち並ぶ一角に建っていたけど、ここは四方が近代的なビルに囲まれた立地。でも門をくぐると存在感のある本堂があり、時間が止まったような不思議な感覚がした。聖徳太子が開祖とされ、四天王寺建立の用材を求めてこの地を訪れた際に御堂を経て、観音像を建てたと案内板にあったから、相当歴史のあるお寺。生け花の「池坊」の拠点となっているところでもある。ちなみにバッグの近代的なビルは池坊のビルだった。ちなみに隣のビルの１階に洒落たコーヒーショップがあるなぁと思ってみたら、スターバックスの店舗だった。スタバのコーヒー飲みながら、ガラス越しに西国33ヶ所のお寺が眺められるなんて、おそらくここだけだろう。
観光客に交じって、地元の方と思われる方も老若男女問わず、ひっきりなしに御参りに訪れる。都会の中にあって、信仰を集めているお寺なんだなぁと思う。
写真を撮った時は一羽だけだったけど、来た時はハトが多かった。人間を何も思っていないらしく、ハトの群れと一緒に歩いていたほど(？)
スタバの店舗が入ったビルに「六角堂を上から見れます」というエレベータがあったので使ってみる。移動速度が速くてうまく撮れなかったけど、かろうじて六角形になっているのが分かる。
六角堂を御参りしたことで、京都市内のお寺はあと二つ。そのお寺は本日参って来たので、できれば年内に投稿します。
