HIRO-P'S ROOM

撮影場所:富山県 相倉合掌集落 2024年11月

Aloha!ハワイ社員研修旅行 prologue

2015-07-16 23:28:01 | 日常・その他


 先日からこのブログ左のツイッターでつぶやいていたので、ご存知の方も多いと思いますが、7月2日から7日までハワイへ旅行に行ってきました。「この時期に海外旅行?」って疑問に思われるかもしれませんね。今回は、新婚旅行でもなく、個人旅行でもなく、「社員研修旅行」。なので、この時期なのです。もっぱら日本専門のボクにとっては、海外旅行は人生初!まさか当ブログの「ジャンル」で「海外旅行」が表示されるとは夢にも思わなかったですね。今回の社員研修旅行、昨年の秋から4~6人単位で行われていて、今回参加するのは第三陣。参加するよう言われたのは出発の1ヶ月半前だったので、パスポートの取得やら、スーツケースの購入等バタバタだったけど、無事7月2日を迎えることができました。まぁいくら景気が良くなってきたといっても、社員研修旅行でハワイに行けるとあっては、旅慣れたボクでも久々にハラハラドキドキの旅立ちの日を迎えました。こんな気持ち、初一人旅に出かけた19歳の春を思い出しますね。

 7月2日 1日目 prologue
 関空からジャンボジェットでホノルルへ。

 
↑15.07.02 18時大和八木駅発関西国際空港行きのリムジンバス乗車、19時5分関西国際空港着

 冒頭、「旅慣れた」って書いたけど、それはバイクや車での話。最後に飛行機に乗って旅行っていうのは、思えばもう15年以上前の話。その頃は「関西国際空港」っていうのは遠くて「大阪国際空港(伊丹)」が身近な空港と思っていたけど、南阪奈道が開通して、ボクの住む町にリムジンバスが走り出して、グッと「関西国際空港」が身近な存在になった。今回、大和八木駅から奈良交通のリムジンバスを利用したら、関空まで1時間。電車で行くよりも半分以下の所要時間で着いた。バスを降りて同じフロアに今回のツアーデスクがあったし、とても便利と思った次第。
 


 「関西国際空港」(KIX)、実はボクがまだ高校生だった’94年9月の開港前にも来たことがある(電車で、もちろん空港には入れなかったが・・・)のに、この空港から飛び立つのはおろか利用するのは初めて。今回参加されるのはボクを含めて4名。ボクよりもグッと年上の男性の方で海外旅行や海外滞在の経験のある方ばかりなので、心強い。正直、普段の国内社員研修バス旅行ならボクが引率者となるけど、今回は付いていく立場だから少しは気が楽。
 旅行会社のツアーディスクで航空券を受け取る・・・といっても紙切れ1枚。これで航空会社のカウンターで航空券を引き換えるらしい。でもこの紙切れ1枚で帰りの航空券の引き換えも含まれるから注意が必要。引き換えの航空券といってもこれまた紙切れ。正直鉄道の切符のようなものと思っていたから、間違ってゴミ箱へ捨てないように注意しなければならない。
 両替コーナーでドルへの両替を行う。とりあえず$400を両替。券種なんて分からないから、すべて係りのお姉さん任せ。初めての出国審査。初めてのパスポート掲示。だいたい飛行機に乗るのは久しぶりだから荷物検査もドキドキ。海外旅行へ行くのって意外と大変なんだなぁと思う。
 無事、出国手続きを終えたら時刻は20時。機内食があるのは聞いていたけど、さすがにお腹が減ってきてスタバでコーヒーとドーナッツを購入して食べる。その後、新交通システムで搭乗口へ移動。開港当初、なぜ空港内に新交通システムがあるのか疑問に思ってたけど、この日乗って疑問が解決した。正直、こんな距離歩いていられないね。


↑ 15.07.02 KIX 21:45分発(10分早発で21:35発) デルタ航空DL278便に搭乗。



 搭乗口へ行ってみると、待っていた飛行機はなんと「ジャンボジェット」。747-400という機材。正直「ジャンボジェット」って遠の昔に引退したって思ってたから、ビックリした。小さい時からの憧れの「ジャンボ」。この2階建ての機体は、一度は乗ってみたいと思ってた。まぁ実際は2階はファーストクラスでボクのような身分の者には乗れないけどね。他の方は「エンジン音がうるさいから今日は寝れないな・・・」とがっかり顔。ボクと同じく「ジャンボ」はすでに引退したと思ってたらしい。



 いよいよ搭乗。久々にタラップを歩いて機内に入る。機内は満席の模様。そう、予約を取ってから分かったんだけど、7月4日はアメリカの独立記念日で、たまたま賑わう時期に当たったんですね。とりあえず座席に座りしばらくすると出発。久々の離陸。やっぱりこの離陸の瞬間が一番ドキドキする。乱気流に巻き込まれることなく無事離陸。夜だからあまり外が見えないのは残念。
 それにしてもこのエコノミー席・・・狭い!狭すぎる!飛行機の座席って狭いって聞いていたけど、これほど狭いとは・・・正直最近は長距離移動はフェリーばかりだったから、この狭さはたまらない。まぁこの時代フェリーで長距離移動っていう方が珍しいんだけど、バイク旅では相性がいいので。唯一の救いは窓側の席ということだけど、3列ある内の一番通路側の方は知らない方だったので、トイレに行くにも自由に行けない状態に。窓も離陸からしばらくするとカーテンを閉めるようCAの指示が入る。

 

 身動きも自由に出来ない空間で機内食は唯一の楽しみ?今回利用させていただいたデルタ航空はアメリカの航空会社だからCAも外国人。離陸してしばらくしてから出てきた夕食は黒人女性のCAから「beef?or chicken?」といきなり英語で聞かれた。そんなの急に言われたら「beef!」って言うしかないじゃないですか。出てきたのは左の機内食。「beef」っていうからステーキでも出てくるのかと思ったら、「すきやき」みたいなものだった。しいたけのにおいが機内に充満する。しいたけ嫌いな方は苦痛かも?しかもごはんにパンが付くなんてセンスのかけらもないと思ったけど、この狭い空間で贅沢は言えないので、食べる。この後、消灯となり、機内は真っ暗に。
 各座席に液晶モニターが付いていてフライト情報が表示される。この画面を見てホッとするのはバイク乗りだけかな?時速1,000km/h超、高度10,000m超って、「ジャンボジェット」って怪物のような乗り物だ。



 一晩明け、↑の右側の機内食が出される頃、少し窓を開けてみた。おおっ真っ青な空。きれいだ!ジャンボジェットのエンジンの音でよく眠れなかったけど、この景色は一生忘れないと思う。前方上空良く見たら、別の飛行機が並走中。一瞬「ニアミス」という言葉が思い浮かぶ。



 真っ青な空にジェット気流を描きながら並走する飛行機。さすがに向こうもこちらに気付いたのか、しばらくすると見えなくなったけど、こんな光景は珍しいらしい。



 ホノルルに近づくにつれて、ハワイの眼下に島々が見えてきた。日本と違うなぁと真っ先に思ったことは「緑」が少ないこと。明らかに茶色が多くて、異国に来たなぁと思わせる。オアフ島上空にさしかかると整然と区画整備された住宅地も見えてきた。当たり前だけど車は右側通行で走ってる!日本とはひと味もふた味も違った光景が広がっている。ついに初めての異国に降り立つんだなぁという思いが高まってきた。


↑ 15.07.02 HNL10:42着

 ついにホノルル国際空港に降り立つ。今回腕時計はPROTREKをはめていったので、関西国際空港の離陸前にホノルルの時間にセットしておいたけど、7月2日の21時に出発して7月2日の10時に到着するっていうのは、初海外組にはややこしい。7月2日10時といえば、まだ仕事をしていた時間なのに、ミニ・バックトゥザフューチャーの気分。ターミナルビルではいきなりの足止め。何事かと思ったら、入国管理のビルへ移動するバスが混雑して乗れないらしい。ようやく乗れたバス、古い連接バスで日本とはかけ離れた雰囲気。いよいよ異国の地に足を踏み入れたんだという実感が湧いて来た。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。