HIRO-P'S ROOM

撮影場所:和歌山県串本町 橋杭岩 2024年3月

ボルボ XC40試乗記

2018-07-05 22:33:13 | 車関係


 6月のとある日曜日、知り合いに付き添いを頼まれて、ボルボのXC40という車に試乗してきました。最近は車雑誌を読むことが少なくなったので、XC40と言われてもピンとこなかったのですが、今年の3月に発表された大人気のモデルだそうで、今から発注しても納車が来年の春になるそうです。

 それにしてもボルボに乗るのは本当に久しぶり。友達が960セダンを乗っていて、ハンドルを握らさせてもらったのが、もう15年以上前の話。当時運転させてもらった960セダンは大柄で、ドイツ車とはひと味もふた味も違うソフトな乗り味で北欧の車ってのびのびしてるなっていう印象がありましたね。それでいてカクカクのデザインで小回りが妙に利いたからすごく乗りやすかったのを覚えています。当時はボルボどころか欧州車がこのようなSUVを作るとはレンジローバーやベンツのGクラスを別にすれば珍しくて、どちらかといえば日本車の独断場といった感じだったのに、今や各社がSUVを作って売っていますね~本当にBMWやボルボがSUVを売り始めたころはこんなデザインの車が売れるのかと思ったけど、今や当たり前の景色になったのだから、時代で売れる車って変わるな~と思いますね。



 さて、そろそろ本題に・・・在庫も無くなるくらい売れている車なので、展示されてるかどうかも分からなかったのですが、展示車も試乗車もありました。
ちなみに今回、購入を考えてるのは知り合いの方なので、最初は助手席に座って乗り心地を確かめます。前知識がほとんどなく、XC40に触れたわけですが、ブラックカラーということもあってか結構大柄な車に見えました。「見えました」と書いたのは、後で聞くと実際は全長は4.5m以内に収まっているし、幅こそ1.8m超えるものの、ボルボのSUVラインナップにおいては一番小さな車と知ったからです。

 助手席に座るとカチッとした座り心地で、以前の960セダンのようなおおらかな雰囲気とは違ってシャープなイメージ。だいたいカクカクしていたボルボのデザインがこのように丸みを帯びているというだけでも以前のボルボとは違うなと思わせるのに、インパネもメーターパネルが全て液晶で、センターにはアイパッドのような大きな液晶のパネルが備え付けられていて、その操作は全てスマホのように指で行うというのだから、一気に時代が進んだなと思うのは当然ですね!試乗コースは片側二車線のアップダウンのある道でした。助手席に乗っている限り平和で、営業マンの声もよく聞こえるし、なかなかの高級車に乗ってるなっていう気がします。これも後で分かったのですが、試乗車が履いていたタイヤは20インチのピレリP0。20インチを履いた車って多分初めて乗ったけど、ごつごつした感じが全くせず、最新の車って大したもんだなと思いました。

 途中、折り返し地点で運転手交代でボクがハンドルを握ります。実は幅が1.8m超える車を運転するのは久しぶり。やっぱり大きいな~って思いますね♪ でもボンネットフード先端が見えるし、SUVの利点で視点が高いので、運転はしやすかった。試乗モデルはT-5 Rデザインと呼ばれるモデルで4気筒2Lのエンジンながら、252PSもあり、本線との合流も楽勝で気付けばこんな速度が出てるのとビックリする場面も・・・でもガンガン飛ばして楽しむより流して長距離を走る方がボルボの雰囲気に合ってるかもしれないですね。これは昔の乗った960セダンと共通するかも。安全装備もフル装備されていて、収納スペースなんかも日本車と同じくらいあるし、幅が1.8m超えるからスーパーの駐車場では難儀するかもしれないけど、それさえクリアできれば、普段使いから長距離まで全てこなせるいい車と感じました。強いて弱点を上げるなら、オプションのレッドのトリムが少し安っぽく見えたのと、後席に座った時に少し座面が低くて足が前へ出すような感じが気になったくらい。



 ショールームに飾られていたこのブルーのT5はお洒落でした。実際はカタログ掲載色のホワイトとブラックが人気とのことですが、このブルーは深みがあって北欧車の雰囲気が出ていると思います。

 知り合いに便乗試乗させてもらって、ついつい色々書いてしまいましたが、ほとんどフル装備で400万円から500万円台の価格設定は売れるのも納得ですね。お洒落な感じもするしカッコいいし、男性が乗っても女性が乗ってもいい感じです。今後は3気筒エンジン搭載車も出てくるそうなので、楽しみですね。



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