2017年1月29日(月)
湯ノ丸山から草津方面
昨年は新雪、直登に阻まれ途中撤退した烏帽子岳。 今年は登ってみたいなぁ、という気持ちでいました。 大雪も降ってきっと木々も白くなり、この週末はたくさんの人が登っただろう、と思ったのですが、日曜日は天気悪く、あまり人が入らなかったかな?
仕事で土~日曜日は出られず、月曜日がオフ。 幸い天気予報も月曜日が良さそうなので「今回はまず烏帽子岳に登るぞ~。体力に余裕があったら湯ノ丸山に登ってみよう~!」という気持ちで出発。 八風山トンネルを越え、浅間山と外輪山辺りは良く見えていたのですが、その先高峰高原から先の山上部はなぜか雲に覆われ。。。
「あれ。 黒斑にした方が良かった?」と思うものの、地蔵峠に向かう。
7時半過ぎに到着するもあまりの曇天に歩きだす気になれず、のんびり支度をする。 ゆっくり支度をしているうちに回復してくるかも、という気持ちもあって。
桟敷山は陽が当たり背後は青空なんである。
湯ノ丸山と篭ノ登山付近だけがお天気悪いような感じで。。。
8時過ぎ、歩いているうちにお天気になるかも、という気持ちで出発しました。
が、キャンプ場から見える湯の丸山は上 2/3 が雲の中という感じ。
この様子じゃ烏帽子岳はすっかり雲の中で、今日はもう無理なのかも、という気持ちになり、
先に湯の丸山に登り、天気が回復して山頂から烏帽子岳が見えたらに登ろう、と思いました。
鐘分岐。 あちらの方は青空なのになぁ~。
ウサギさんが走って行った先は鉛色の空。
けれど鐘分岐を越え少し登ってゆくと、湯ノ丸山の斜面がそこそこ見えてきた。
日が当たらずグレーだけど、木々は白く美しい!
まぁ、山頂まで行かなくても白い木々だけを撮って終わりにしても良いか、という気持ちになっていた。
こういう小さなものも撮ったりして。
八ヶ岳も良く見えているのになぁ。 実は左端に富士山も見えているのです。
けれど登り始めると、前夜の寝不足がたたってか、身体が重く登りが非常につらい。
この辺で、「本当に山頂まで行かなくていいや。 白い木々や、霧氷のついた植物などを撮って、適当な所で帰ろう。」
「烏帽子岳なんか今日はムリだわ。」という気持ちになっていました。
木々は霧氷で美しく、青空の方向をバックに撮ればそれなりにいい感じ。
これだけで十分な気持ちでいました。
振り返ると篭ノ登山は徐々に姿を現し始めていました。
霧氷の木々を撮るにも、雲の合間の陽射しを待ったり、青空の出方を見て撮ったりしていると結構時間がかかります。
なので、こういう小さなものを撮りながらゆっくり進むとなお更時間がかかります。
調子悪さと日差し待ちなどでダラダラ進んでいるのですが、時間を掛ければそれなりに登っているものです。
「きれい~!」と思っているうちに自然と標高が上がっているのはいいものです。
「お~、寒い。」と外套を羽織ってたたずむ人々のよう。
白い木々越しに草津方面の山々がきれい。
桟敷山の向こうに随分と白い山々が見えてきた。
「わ~、霧氷のトンネルだ~。」と潜り抜けてゆくと。。。
あら。 もう木々の少ない所まで登ってきた。 それに山頂方面、随分と青空
あ~! あの木だ! もうあの先が山頂です。
白い木々と、北峰と、草津の方の山々を眺め。。。
「あ~、いい景色~!」と堪能し、振り返り進むと。。。
うわぁぁ~! 烏帽子岳がすっかり見えているじゃないか!
もう今日はムリだと思っていたのでここまで来るのに時間を掛けすぎたし、どうする!?
湯ノ丸山山頂到着。 10:30ごろ。 さて、どうする?
あの白くて美しい烏帽子岳を見たら、やっぱり行くよね~。(^^;) つづく。