2016年4月5日(火)
慈雲寺のイトザクラ
春休みに遊びに行けるのもこの日が最後だし、天気も良さそうなので、久しぶりに山に登ろう!、と早朝から意気込んで山梨に向かったのですが。 中央高速須玉ICを下りて山へ向かって行くも空は灰色、山はほぼ雲の中。 「う~ん。これは低めの山にチェンジだ。」と途中でUターン。 天気予報では一日中ビッカビカの晴れマークだったのになぁ。 で、もし高速道路走行中に高い山に登る自信が無くなったら、と考えておいた予備の山へ向かう。 ところが登山口に着くと霧まで出て、雨も降っている。 「えぇぇ~。」と再度スマホで天気予報を見るが晴れマークですよ。 「なんか、私の周りだけ雨雲なんだろうか?」ってミステリースポットにでも入った気分。 一時間もしたらパ~ッと晴れてくるのかも、と傘をさして周辺散策したり仮眠したりしたのですが、途中一層雨がひどくなったので、「もうやめにしよう。」と山をおりました。
が少し下ると甲府盆地は雨が降っていなかったので周りを見渡すと、どうやら甲府盆地を取り囲む山々はすっぽり雲に覆われ、甲府盆地だけがせき止められた雲の中で割と天気良い感じ。 こんなことあるのねぇ。
なので、甲府盆地内の桜を一カ所見て、盆地内の低い山にでも登りましょうか、とYAMAPを調べると候補は「塩ノ山」と「小倉山」。 便利ねぇ。(^O^)
桜は4月1日に寄れなかった塩山の慈雲寺。 ここも6年前に見て、とても感動した桜だったのです。 上の写真がその桜ですが、イトザクラという種類です。 樹齢300年。 青空バックに陽が当っていますが、午後2時ごろようやくこのような状態になったのです。 でもその時間も周りの山は見えなかったな。
これは門の外から眺めた慈雲寺です。 正面の菜の花以外の場所はモモ農家さんのモモ農園に囲まれています。 残念ながらこの日、周辺の桃の花はまだ咲いていませんでした。 が、菜の花、真っ白なスモモの花が一面に咲いており、アーモンドや何かの種類のモモ?のピンクの花が少し咲いていました。
では、甲府盆地を塩山方面に上がってくるあたりから、どうぞ。
道路沿いの展望台のような所から。 ピンク色の帯のように見える所には花が咲いています。 モモにも色々な種類があって、早咲きのモモもあるのかもしれません。
町の中にポコッとあるのが塩ノ山のようです。
慈雲寺の前です。 道が細くなりますが、駐車場(300円)はあります。 周りのモモ農家さんが直売所を開いています。 6年前、こちらで買ったモモジャムがとても美味しかったので覗いて見たら、お店の奥さんが「うちのモモで作ったモモジャムは美味しいわよっ!」と試食させてくれて、「あ~、これだ、これだ。」と思いまた買ってしまいました。
慈雲寺に入ります。
ひとしきり撮影してから再び売店前。 そこにモモの木の手入れをするためのような高いハシゴが置いてあります。 その上に乗って写真を撮って良いのです。 2mくらいは高くなるのでしょうか。 足がス~、ス~して冷や汗が出ます。 上がその画。w 一番奥が名物のイトザクラです。
これが売店脇のアーモンド。 お花はこういう色なんですね。
お寺を離れて少しモモ畑の山の斜面を散策して帰ってくると日差しが出てきました。
つづく
慈雲寺のイトザクラ、地面近くまで枝が垂れ下がる素晴
らしい枝垂れ桜、楽しまれましたね。
慈雲寺、周りには黄色の菜の花が咲くなど雰囲気の良
いお寺ですね。
やはり桜も青い空が似合いますね。
素晴らしい写真の数々、楽しませていただきました。
甲府盆地のモモ畑やブドウ畑など、人の手が入った斜面も
なかなか風情のある風景です。
そのような畑に囲まれた慈雲寺さんは桜が終わっても良い雰囲気だろうな、と思います。
桃色の花の向こうに白い南アルプスの山々、
という風景をまだ見ていないのですよね。